ペイジェント、Alipay 国際決済の提供を開始。止まらない中国の勢い
株式会社ペイジェント(東京都渋谷区、以下ペイジェント)は、 2017 年 8 月 25 日 (金)、新たな決済手段として「Alipay 国際決済」の提供を開始する。
ペイジェントは、 物品販売やサービス提供をしている事業者に対するオンライン収納代行サービス「ペイジェント」を提供している株式会社。 その決済メニューは、クレジット決済、コンビニ決済から、 電子マネー決済、後払い決済「アトディーネ」等、多岐にわたる。
Alipay 国際決済は、アリババグループが提供する中国最大規模のオンライン決済サービス。中国の オンライン決済の5割以上、モバイル決済の 8 割以上を占め、実名登録ユーザーは4億人以上に到達している。
ペイジェントを通じて Alipay 国際決済を導入する加盟店は、クレジット決済(多通貨決済含む)と併用が可能だ。中国向け越境 EC や国内インバウンド旅行客向けのサービス等で 、Alipay 国際決済を簡単に利用することができる。
Alipay 国際決済の特徴
日本円で決済を行うため為替リスクがない。Alipay が人民元に換算し、処理を行っている。
また、他の決済手段と同じく、単一の接続インターフェース(モジュールタイプ)・管理画面で利用できる。
止まらない中国の勢い
中国市場の勢いは止まらない。平成26 年において、中国の消費者による日本及び米国事業者からの越境EC による購入額は1.2 兆円(前年比53.0%増)であり、2018 年までの日米中3か国相互間の越境EC 規模を試算したところ、消費国としての推計市場規模は、2014 年から2018 年までの間に中国は約2.3 倍の規模となる見通しとなった(参照:経済産業省)。
そんな中国市場最大規模のオンライン決済サービス であるAlipay 国際決済は、止まらない中国の勢いに乗り、EC企業として一層大きくなるための必須手段の一つと言える。時流に乗るためには、中国市場の動向を今後も逃さず注視することが求められている。