クラウディア、最新の越境ECモデルとしてのライブ配信開始。広く開かれた越境ECへの道

ECのミカタ編集部

 通販業と広告業を手掛ける、(株)クラウディア(東京都港区、以下クラウディア)は、日本の商材を在日中国人バイヤー15,000人に向けて、ネット番組をライブ配信する事業「チャイナ・ライブ」を、2017年8月1日(火)より本格稼働する。

 この事業は、経済産業省の平成28年度補正 革新的ものづくり・商業・サービス開発支援補助金に採択されたクラウディアの新規事業で、中国EC進出を希望する企業を対象としている。

 在日中国人バイヤー約15,000人を統括しているショウシン商事(株)(東京都豊島区、以下ショウシン)とクラウディアの業務提携により実現した、最新の越境ECモデルだ。

 1番組は約40分間。クラウディアの専属ディレクターが、番組の構成や企画、放映まで一貫してサポート、進行する。MCには中国語と日本語ができるバイリンガルを起用するため、商品の詳細を視聴者に伝達することができる。

 クラウディア本社ビル内の専用スタジオで撮影した番組は、中国最大のショッピングサイト「タオバオ」(会員数5億人・年間流通総額35兆円の世界No.1のショッピングサイト)にライブ配信するため、一般消費者からの注文も見込めるのが魅力だ。

 受注後、商品はショウシン商事に納品、決済も国内で完了するため、安心して取引が可能だ。

広く開かれた越境ECへの道

 EC企業ならばもはや無視することはできない中国市場。その中国ECマーケットに自社商品を売り出したい日本企業に目を付けたのが、このライブ配信サービスだ。

 企業だけでなく一般消費者も顧客としての可能性があり、今後ライブ配信アプリを使用して他国にも商圏を広げていく予定というこのスピード感は、まさに越境EC界を牽引していくにふさわしい。越境ECへの道は広く開かれているのだ。

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