「おせち」に関するアンケート調査で見えてくる、時代に合わせた種類と購入方法
株式会社ハースト婦人画報社(本社:東京都港区)が、カタログギフト大手のリンベル株式会社(本社:東京都中央区)と共同運営する通信販売事業「婦人画報のおかいもの」は、来年のお正月のおせち料理について、全国の「婦人画報のおかいもの」ユーザー約600名を対象にインターネット調査を行った。
「婦人画報のおかいもの」は、月間PV数約270万、雑誌社ならではの発掘力を活かし、日本や世界の各地から、食品や雑貨を中心に商品点数約2000点を扱う通販サイトだ。その「婦人画報のおかいもの」ユーザー600人に対してアンケート調査を行い、おせちに関するトレンドを調査結果が発表されている。
年々高まっているという「お取り寄せおせち」が何故いま人気なのかを掘り下げてみたいと思う。
【おせちを購入する理由は?】という問いに対して回答数が一番多かったのは「自宅では作れないような品目が味わえるから」で73.7%を獲得しトップ。続いて「華やかで高級感があるから」が50.2%で2位。「自宅まで届けてもらえて便利だから」が39.2%で3位となった。
【これまでのおせちの購入方法・場所は?】という問いでは1位が「百貨店」。2位がで「通販、ネット注文」。3位は「買ったことがない」だった。2016年のアンケート結果でも1位は「百貨店」であるものの50.2%で、2017年では50.5%とほぼ横ばい。それに対し「通販、ネット注文」は2016年が31.9%で、2017年では39.7%とグッと数字を伸ばしている。
【今後のおせちの購入方法・場所は?】という問いに対しては2015年に1位だった「百貨店」を2016年に「通販、ネット注文」が上回り、2017年ではその差を開かせた。という形になっている。
【こんなおせちがあったらいいと思うものは?】では「有名シェフ、料理人によるおせち」が45.9%で1位。続いて「少人数用おせち」、「和洋中組み合わせのおせち」となった。
生の声を活かして、先を見据えた展開を
インスタグラムや各種SNSの普及も相まって、フォトジェニックなイベント事が着目されるようになった。やはり、ECを通じて選ぶほうが、種類も豊富で、便利だ。こうした生の声を生かして、自店の商品ラインナップの参考にしていただきたい。そして先を見据えた展開につなげてほしい。