LINE Payとセブン銀行の提携。全国23,000台のATMで24時間365日入出金が可能に
株式会社セブン銀行(所在地:東京都千代田区)は、LINE Pay株式会社(所在地:東京都新宿区)とATM利用提携を開始したと発表した。
かねてより発表されていたが、ついにLINE Payが全国のセブン銀行23,000台以上のATMで、24時間365日取引することが可能になった。
LINE Payは、「LINE(ライン)」内で提供されているモバイル送金・決済サービスだ。ユーザー数は現在国内3,000万人以上にのぼっている。LINE Payのアカウントにチャージされた金額の範囲内で、ユーザー間で送金を行ったり、LINE PayやJCBの加盟店でカード又はスマホによる決済を簡単・便利に行うことができる。
セブン銀行のATMで入金(チャージ)する場合は1000円単位となっている。出金は本人確認後のユーザーのみ利用可能で、都度出金手数料216円(税込)がかかる。入金・出金ともに最低金額は1000円から。
両社の提携を記念して、11月1日(水)よりキャンペーンが行われる。期間中、セブン銀行ATMでLINE Payにチャージした先着20万名に200円分のLINE Pay残高がプレゼントされるというものだ。現金でチャージしている方はセブン銀行のATMを使ってみると良いだろう。
現金主義もキャッシュレスにも対応。裾野を広げ続けるLINE Pay
生活インフラとして欠かすことのできない存在となったLINE。各種プラットフォームとしての存在感は抜群で、ユーザーの満足度も高い。これまでチャージには「銀行口座」「LOWSON レジチャージ」「コンビニ」「チャージ専用口座」「Pay-easy」「オートチャージ(銀行口座が必要)」が用意されていたが新たにセブン銀行のATMという選択肢が増えた。
ここまで進んでくると将来的には海外での入出金やビットコインなどの仮想通貨との連携も想像してしまう。キャッシュレスの波の中、今回のような「現金主義」のユーザーのアクティブ率を上げていくような施策も行い、着実に裾野を広げているなと感じる。LINEというプラットフォームがどこまで進んでいくのか、注目が集まる。