90兆円規模の中国EC市場への参入をサポートする「インフルエンサーECサポート」
次世代エンターテインメント・カンパニーとして知られるブレイカー株式会社(以下、「ブレイカー」)は、独占販売契約を結ぶ中国企業Entertainment Direct Asia Ltd. (本社:上海、以下「EDA」)と共に、中国美容系インフルエンサー(KOL)に特化した動画マーケティングサービス「インフルエンサーECサポート」の提供を開始をした。
世界に向けて発信するブレイカー社の新サービス
ブレイカー社は、2013 年に創設された動画とソーシャルメディアを中心としたエンターテインメント戦略を包括的にプロデュースしている日本初の「次世代メディア・エンターテインメント・カンパニー」だ。
ハリウッド映画の世界発信向けのエクスクルーシブ・イベントの運営や、ネット動画から端を発した地上波向け番組の制作などに加え、英語圏への発信力No.1のSimon & Martina、台湾・香港への発信力No.1のRyuuu TVなど国際色豊かなユーチューバーが多数所属し、世界に向けて日夜発信を続けている。
そのブレイカー社が今回提供を開始したのが美容系インフルエンサー特化型の動画マーケティングサービス「インフルエンサーECサポート」だ。
中国国内への発信力抜群なインフルエンサーがEC事業をサポート
動画マーケティングサービス「インフルエンサーECサポート」は、これまでのKOLと呼ばれる中国のインフルエンサーが行なってきたSNS上での商品紹介から、一歩踏み込んだ動画マーケティングサービスとなってる。
中間層の拡大や引き続き堅調な国内経済とあいまって、世界的にみて今や巨大な消費市場となっている中国だが、その中国市場向けに大きな発信力を持つインフルエンサーを使ってマーケティングを行うのが「インフルエンサーECサポート」の特徴だ。
このサービスに参画するインフルエンサーは、中国の俳優・女優のメイクを担当し、自身のエステ店を手掛けるスタイリスト思思がプロデュースするチャンネルOur Beautyや、アメリカでファッションモデルを務め、中国版Tiwtter「Weibo」で240万人ものフォロワーを抱えるSavislookなど、中国での確かな影響力を持つインフルエンサーばかりだ。
越境ECのサポートで巨大市場のニーズをとらえる
中国は、同国からの訪日観光客の増加だけでなく、独身の日と呼ばれる11月11日には、アリババのECサイトのショッピングデーには、昨年は178億ドル(約1兆9400億円)という、1日でブラジル国内での年間売上高を稼ぐ巨大市場だ。加えて中国政府は内需拡大に向けて、2017年10月には越境ECに対しての規制緩和を延長するなど、今後も越境ECに対しての緩和を続けていく見込みであり、同市場のさらなる拡大が期待できる。
そうした背景から、今後は特に越境ECの対策が叫ばれる中で、ブレイカーはEDA社との連携により、中国ECサイト「淘宝網」へ直接誘導が可能となる「インフルエンサーECサポート」を果敢に展開していくとしている。
Youtubeや各種のSNS上でのインフルエンサーの影響力については予てから熱い視線が注がれてきた。今回、巨大な消費市場である中国に対して、動画の面から「次世代メディア・エンターテインメント・カンパニー」がECをサポートするサービスの提供を開始したことで、越境ECのさらなる地平を開いていくことになるだろう。