株式会社Origami（代表取締役社長：康井義貴、以下「Origami」）は、ソフトバンクロボティクス株式会社（以下「ソフトバンクロボティクス」）が展開する人型ロボット「Pepper」による決済を可能にする法人向けソリューション「レジ for Pepper」（提供：ソフトバンク株式会社、以下「ソフトバンク」）へOrigamiが提供するスマートフォン決済サービス「Origami Pay」を搭載し、提供を開始する。

モバイル決済で企業と消費者をつなぐ【Origami】

Origami社は、ビジネスと消費者をつなぐモバイル決済プラットフォームを提供している企業だ。スマホ決済サービスやオンライン販売により、企業には顧客育成のためのマーケティング支援を、消費者には豊かなショッピング体験の提供を行っている。

日本国内の代表的な百貨店、グローバル展開しているファーストフードチェーン、タクシーなどの交通、インテリア雑貨など様々な業界業種で「Origami Pay」をはじめとした同社の各種サービスを導入している。

スマホの中の自分のおサイフ【Origami Pay】

スマートフォン決済サービスである「Origami Pay」は、消費者がスマホに自分専用の財布を持つ感覚で利用できる決済サービスだ。

「Origami Pay」を利用することによって、ユーザーは「便利」「お得」といった体験ができ、事業者にとってもオンラインとリアル店舗に関わらず、ダイレクトかつパーソナルに顧客と直接つながることで、ロイヤルカスタマー醸成など、販促支援をスムーズに行う仕組みになっている。

お店はPOSが使え、ユーザーはカード登録で簡単に利用可能

同サービスを利用する各店舗では、小売、流通事業者に広く利用されているPOS (Point of Sales) レジをそのまま活用することも可能だ。Origami社の「Origami Pay」の加盟店として登録し、簡単な設定をするだけで本サービスの導入ができるようになる。

ユーザー側は「Origami」アプリに、クレジットカード（VISA、MasterCard他カードブランドは順次対応予定 ）を登録するだけで決済ができるのも特徴だ。

人型ロボット「Pepper」に「レジ for Pepper」を搭載

その「Origami Pay」が「レジ for Pepper」として人型ロボット「Pepper」に搭載されることになった。すでにアテンドロボットとしてソフトバンクグループに留まらず、さまざまな業界や業種で導入され、人気となっている「Pepper」だが、そこに「Origami Pay」が導入することによりロボットが接客から購入、決済までをこなせることになる。

ロボット技術の進展とさまざまな分野での導入により、その活動の幅はますます広がるばかりだ。そうしたロボットを接客、特に購入や決済までのフローで利用できることになる今回の発表は、さらなるロボット市場とモバイル決済の可能性を広げるニュースであり、今後の展開から目を離せない。