OWNDAYSがインスタで「フォロ割り」を実施。衰えを見せないインフルエンサーマーケティング
メガネの製造販売を手掛ける株式会社オンデーズ(本社:東京都港区)は、Instagramのフォロワー数と、投稿に寄せられた「いいね!」数に応じて店頭で割引きを行う、『フォロ割り』を実施すると発表した。
OWNDAYSは、以前より社内で積極的なSNSの活用を奨励しており、OWNDAYSの商品やサービス、人事制度、職場の雰囲気や様子など、スタッフは自由に発言、アップすることができ、スタッフの生の声を通じて、より広くOWNDAYSに関する認知や理解を深められるような施策を取り入れてきた。
昨年秋には、社員のSNS活用だけでなく、採用基準にも、1500人以上フォロワーを抱えていれば選考フローを大幅にカットされるインフルエンサー採用を行うなど、積極的なSNS活用を行なっている。
フォロワー数といいね!数で参加できる『フォロ割り』
今回、OWNDAYSが取り入れたのがInstagramのフォロワー数と、投稿に寄せられた「いいね!」数に応じて店頭で割引きを行う、『フォロ割り』だ。
いわゆる「フォトジェニック」や「インスタ映え」なものが注目を集めている中で、OWNDAYSではスタッフだけではなく、ユーザーにも遊び感覚でブランドのインフルエンサー体験をしてもらおうと考えたという。ユーザーによる店内や商品の写真撮影は自由だ。
1.)フォロワー数での参加
OWNDAYSの公式Instagramをフォローし、オンデーズのメガネやサングラス、店内が写っている写真を投稿。店頭スタッフにフォロワー数がわかる画面を提示する。確認後、フォロワー数1人につき、1円に換算して購入代金に充当する。
2.)いいね数での参加
OWNDAYSのメガネやサングラス、店内が写っている写真に規定のハッシュタグをつけて投稿し、お会計までについた投稿へのいいね!に対して1いいね!につき、20円に換算して購入代金に充当する。
※このキャンペーンは2018.1.13.(土)~2018.2.28.(水)まで実施するとしている。
更なる広がりを見せるインフルエンサーマーケティング
最近こうしたインフルエンサーをターゲットとした割引や招待企画が増えてきている。人と人とのつながりを広げるSNSの普及によって、商品の価値は個人の繋がりからの影響力で信頼性が生まれ、その価値を上げてきている。
口コミの伝播力は格段に向上しており、今や手の届かない大スターが宣伝するよりも、身近な友人知人や親近感の湧くインフルエンサーの方が商品の価値に信憑性を生む時代となった。
写真でパッと見た時に直感的に「いいね!」と感じられるInstagramを対象とした今回の施策は、OWNDAYSの事業としっかりマッチしていると感じる。実店舗だけの施策にとどまらず、ECにもその流れは確実に広がってくる。今年も引き続きインフルエンサーマーケティングに注目しておく必要がありそうだ。