Google Pay APIを導入した新決済メニューが『VeriTrans4G』に登場

ECのミカタ編集部

Google Pay APIを導入した新決済メニューが『VeriTrans4G』に登場

ベリトランス株式会社(以下「ベリトランス」)は、Googleが提供する『Google Pay API』を導入し、ECやモバイルアプリケーション等のオンラインサービス事業者に、決済ソリューション『VeriTrans4G(ベリトランスフォージー)』の決済メニューとして提供を開始する。

高機能決済サービスの担い手『ベリトランス』

デジタルガレージ(東証一部 4819、本社:東京都渋谷区、代表取締役 兼 社長執行役員グループCEO:林 郁)の子会社で、決済事業を手がけるベリトランス(本社:東京都渋谷区、代表取締役執行役員社長:篠 寛、)は、Googleが提供する「Google Pay API」を導入し、1月中旬よりECやモバイルアプリケーション等のオンラインサービス事業者に、総合決済ソリューション『VeriTrans4G(ベリトランスフォージー)』の決済メニューとして提供を開始する。

ベリトランスは、デジタルガレージグループで、オンライン決済事業を提供する決済プロバイダーだ。近年では、モバイルPOS、モバイルバーコード決済等のオフライン決済事業も提供。社会インフラに成長した決済サービスの担い手として、DGグループのイーコンテクストと共に、行政・クレジットカード業界への提言、政策や業界動向に応じたサービスのスピーディーな提供など、EC事業者・消費者に必要とされる安全安心な環境、ソリューションを提供している企業だ。

『Google Pay』で「クレジットカード情報の非保持化」が可能

『Google Pay』で「クレジットカード情報の非保持化」が可能

Google Payでは、Googleアカウントに登録したカード情報で、ウェブサイトやアプリでのオンライン決済をより素早く簡単に行うことができる。カード情報は決済時に暗号化処理されサービス提供事業者にて復号ができないため、事業者のウェブサイトやアプリケーション等をカード情報が通過することがない。

そのため事業者は、経済産業省とクレジット取引セキュリティ対策協議会が推進する「クレジットカード取引におけるセキュリティ対策の強化に向けた実行計画(以下:実行計画)」でカード加盟店の対策のひとつに定められている「クレジットカード情報の非保持化」が実現可能だ。

次世代型総合決済ソリューション『VeriTrans4G』

次世代型総合決済ソリューション『VeriTrans4G』

『VeriTrans4G』は、カード、コンビニ、銀行、Apple Payや電子マネー、通信キャリア決済、各種ウォレット決済のほか、銀聯、Alipay、PayPal等の国際決済まで、多彩な決済手段に対応した次世代型総合決済ソリューションだ。

こうした、多様な決済手段に加え、高いセキュリティとユーザー利便性を併せ持つ進化したトークン決済、リンク決済や、決済システムに標準実装された高精度な不正検知ソリューションなど、「実行計画」にてEC事業者に求められている「クレジットカード情報の非保持化」、「ECでの不正使用防止対策」に完全準拠したソリューション群を提供している。

また導入後は、管理画面で取引情報を一元管理できクレジットカード決済とは別にGoogle Payのみの取引情報を抽出して集計することもできるほか、収納金はその他決済の預り金と一括で精算または振込されるため、新たな決済方法の追加による運用負荷を抑えることができる。

ベリトランス社は、今後さらに、決済サービスにおけるリーディングカンパニーとして、EC事業者・消費者に必要とされる決済方法やソリューションをスピーディーに提供していくとしている。決済分野におけるセキュリティ強化の流れは、今後一層進むものと見られ、そこにおける信頼性と利便性を追及したソリューションを展開する同社の動向に期待したい。

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