決済手数料0.95%の『pring』が加盟店の募集を開始
株式会社pring(東京都港区、代表取締役 荻原充彦)が提供するお金コミュニケーションアプリ「pring(プリン)」は、6月27日より加盟店の募集を開始した。これにより実店舗でのQRコード決済が可能になる。
低コストで導入できる
pring(プリン)とは、お金を「おくる、もらう、はらう、チャージ、口座に戻す」をすべて無料で完結できる「お金コミュニケーション」アプリだ。無料で銀行口座からpringアプリへのリアルタイムチャージ、pringアプリのユーザー同士による1円単位でのリアルタイム送受金、QRコードやバーコードの読み取りによる加盟店での決済、振込手数料無料でpringアプリから自身の銀行口座へお金の戻入れ等ができる点が主な特長となっている。
また「pring(プリン)」を通しての決済手数料は、業界最安級の<0.95%>にて設定されている点も大きなアドバンテージとなっている。同社では、通常1%程度と言われている現金管理のコストをさらに下回る手数料設定をしたことにより、キャッシュレス化のさらなる促進に寄与するとしている。
さらに初期・月額費用が全て無料で、タブレットを保有していない店舗では紙のQRコード対応も可能となっており、新規での決済手段の導入コストを最小限に抑えることが可能だ。同社は、これにより大小問わず、様々な店舗・業態において、キャッシュレス化に向けてpringが有力な選択肢となると自信をみせている。
実店舗でのQRコード決済が可能に
そのpringが、6月27日より加盟店の募集を開始した。これにより、「pring(プリン)」加盟店において、実店舗でのQRコード決済が可能となる。
<加盟店対象店舗>
募集対象は、以下の条件を満たす飲食店や小売店など、すべての業種を対象としている。
【申し込みにあたっての条件】
・実店舗での決済であること
・法人であること
※オンライン決済、及び個人事業主については準備中
さらに進化するpring
pringは今後の展望について、加盟店での決済開始を通して顧客基盤の拡大、送金および決済の増加に伴う「お金コミュニケーション」の加速につなげていく方針だ。また、さらなる利便性向上に向けて、今後も外部連携の強化や、独自性の高いキャンペーンを展開する予定でいる。
各EC事業体にとっても決済手段の充実度は、顧客の満足度向上に寄与するだけでなく、購入時のカゴ落ち(ユーザーが求める決済手段が無いことによって購入をあきらめること)を抑止する意味からも重要だ。
一方で、これまでの多くの決済手段は、導入時の審査や決済手数料の問題から、中小事業体が手軽に導入するのにはハードルがあったのも事実だ。pringは、まさにこの課題に対応するだけでなく、実店舗でのQRコード決済にも対応し、低コストでの導入・運用も可能である点から、大きなアドバンテージを持っていると言えるだろう。決済手段の拡充を企図する事業体にとっては至って朗報となるものと思われる。