若年層をターゲットにした漫画広告。利用効果も明らかに

ECのミカタ編集部

and factory株式会社(代表:小原崇幹、以下and factory)は、マンガアプリ特化型アドネットワークサービス「COMIAD(コミアド)」において、株式会社トレンド・プロ(代表:岡崎充、以下トレンド・プロ)と協業し、マンガ広告の制作から配信までをワンストップで行えるLPマンガサービスを開始した。

マンガ広告の制作から配信、遷移ページ制作までワンストップ

マンガ広告の制作から配信、遷移ページ制作までワンストップ

今回、and factoryがサービスインしたLPマンガサービスは、「COMIAD」配信先のマンガアプリ内でマンガ形式の広告を配信するサービスだ。

マンガ広告の制作、配信、広告からの遷移ページ制作までをワンストップでおこなうサービスを、多数のマンガ広告の制作実績を持つトレンド・プロとの協業で実現している。若年層をターゲットとしてアプローチする企業にとって、商品理解促進の新たな一手となることが期待される。

10~20代にアプローチ!マンガ広告の需要

10~20代にアプローチ!マンガ広告の需要

今回のサービスインに至った背景には、若年層のマンガ広告に対する需要によるところが大きい。

COMIAD配信先のアプリ利用者は、10~20代の若年層が約8割。通学途中などのスキマ時間が1日のうちで最も利用頻度が高く、全体的に継続利用率も高い、というデータがある。

マンガ広告は目に留まりやすいのはもちろんのこと、一般的に1分間に伝達できる情報量は、テキストコンテンツの倍になるともいわれている。

また、ストーリーテリングを用いることにより、消費者は訴求したい内容を理解しやすくなるという利点もあり、マンガ広告はスキマ時間にアプリを利用するユーザーに対し効率的に訴求できる手法として注目されている。

特にスマホネイティブでテレビ離れが著しいとされる若年層に確実にリーチすることができ、若年層に届きやすい表現方法で商品の理解促進を図ることができる。

月間5億imp以上の広告在庫を持つ「COMIAD」とは

「COMIAD」はマンガアプリ特化型アドネットワーク。

and factoryが開発・運用を手掛ける各種マンガアプリに配信し、若年層を中心とした良質なセグメントへのリーチが可能なメディア群を束ねている。2019年1月末時点で、配信可能な広告在庫は月間5憶imp以上。

今後は他社運営のマンガアプリへの参画も予定しており、配信在庫はますます拡大する見込みだ。

届けたい人のもとに届く広告を

電子書籍が一般化し、スマホやタブレットでマンガを読む人は若年層はもちろん、社会人にも多くなってきた。

マンガを広告にするという手法は比較的以前から存在しており、決して真新しい手法とはいえないが、元となるマンガ制作の時点でとどまる企業は多いように感じられる。制作から配信までワンストップでおこなえるというのは、今後の広告業界に大きな変革を起こす予感がする。

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