画像解析AIのニューラルポケットが創業1年2ヶ月間での合計資金調達額11億円達成

ECのミカタ編集部

幅広い画像AI解析技術を保有し、世界初のファッショントレンド解析事業やAIスマートシティー事業、サイネージ広告AI事業を展開するニューラルポケット株式会社(旧社名:ファッションポケット株式会社、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:重松路威)は、未来創生ファンド、シニフィアン、みずほキャピタル、SMBCベンチャーキャピタル、Deep30、他を引受先とした第三者割当増資を実施し、6億円の資金調達を実施致した。これにより、複数の金融機関からの融資等も合わせた創業1年2ヶ月間での合計資金調達額は11億円となる。

創業1年2ヶ月を経てサービスが飛躍的に拡大

ニューラルポケットは、画像や映像を解析する独自のAI技術の研究開発と事業化を行っており、ファッション、スマートシティ、デジタルサイネージ(広告)におけるAI活用を通じた、未来社会の実現を目指している気鋭の企業だ。

ファッション領域においては、世界初のファッショントレンド解析サービス「AI MD」を展開し、正確なトレンド把握に基づく商品づくりと、洋服値引・廃棄の縮小を通じた顧客企業の収益およびESG向上に取り組んでいる。2019年シーズンにおいては、「AI MD」を用いた企画商品が全国2,000店舗超に上るなど、創業1年2ヶ月を経てサービスが飛躍的に拡大している。

社名を「ニューラルポケット株式会社」へと変更

そのニューラルポケットが今回、6億円の資金調達を実施致した。これにより、複数の金融機関からの融資等も合わせた創業1年2ヶ月間での合計資金調達額は11億円となる。同時に、ファッション領域を超えた事業拡大と成長を受け、アジアを代表するグローバルAI企業への飛躍を目指し、社名を「ファッションポケット株式会社」から「ニューラルポケット株式会社」へと変更致した。

あわせて、シニフィアン株式会社(本社:東京都港区、共同代表:朝倉祐介氏、小林賢治氏、村上誠典氏)と資本業務提携を結び、同社が顧問に就任致した。シニフィアンの保有する企業ネットワークや事業成長ノウハウを最大限に活かし、事業を一層加速して行くとしている。

ステークホルダー全員の利益が最大化される未来へ

今回の資金調達に際し、各キーマンからは次のようなコメントが出されている。

◆【シリーズBリードインベスター】

スパークス・アセット・マネジメント株式会社
シニアヴァイスプレジデント 秋田一太郎氏

「ニューラルポケット社は、今後重要となる『実践的なAIの社会実装』に必要な要素を兼ね揃えた強力な経営陣と組織を有する稀有なスタートアップであると考えております。日本に限らず世界中の企業の課題解決にニューラルポケット社のサービスが活用され、ステークホルダー全員の利益が最大化される未来を祈願致します」

◆【顧問】

シニフィアン株式会社 共同代表 朝倉祐介氏

「社会課題の解決に向けてAIを活用することの有効性、必要性が頻繁に指摘されていますが、その実現のためには、AIを単に特定用途に特化した単発のソリューションに終始させるのではなく、汎用的なサービスに発展させ、社会実装していく必要があります。また、既存産業が再定義を迫られる第四次産業革命において、存在感のある事業、産業を創出することは、日本社会にとって重要なテーマでしょう。高度な技術力とビジネスの遂行力を兼ね備えた稀有なチームで構成されているニューラルポケットは、こうした2つのテーマに率先して取り組むにふさわしいスタートアップだと確信しています。 ニューラルポケットの飛躍に向けて、シニフィアンも経営面でのサポートに取り組んでいきます」

AI技術の進歩は目を見張るものがある。自動化技術や画像解析など幅広い分野ですでにAIは活用されているが、その中でもマーケティングやプロモーションへの応用は、それらの精度向上の上からも極めてエキサイティングかつダイナミックな変革が期待される分野でもある。画像解析AI技術の面で独自のテクノロジーを有する同社は、今回の資金調達を受けて、ファッションや商業施設、都市開発、プロモーションの面でさらなる展開をするものとみられ、EC市場への変革がもたらされることも大いに期待されるところだ。

 


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