【スマホ決済】キャンペーン無くとも半数は継続利用

ECのミカタ編集部

ナイル株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:高橋飛翔、以下ナイル)が運営するスマートフォンユーザー向けアプリ紹介サービス「Appliv(アプリヴ)」にて、2019年4月23日から4月30日の期間中、10代から60代以上の男女を対象に、QR(バーコード)決済サービス(以下、コード決済)で実施されているキャンペーンの利用に関するアンケート調査を実施した。ここでは、その概要についてポイントを絞って見て行く。

調査概要

■アンケート回収者内訳
<性別・年代>
性別
男性:680人(51.7%)
女性:635人(48.3%)
合計:1,315人

年代
15歳~19歳:210人(16.00%)
20歳~29歳:221人(16.80%)
30歳~39歳:222人(16.90%)
40歳~49歳:220人(16.70%)
50歳~59歳:221人(16.80%)
60歳以上:221人(16.80%)

<職業>
公務員:54 人(4.10%)
経営者・役員:42人(3.20%)
会社員(事務系):201人(15.30%)
会社員(技術系):157人(11.90%)
会社員(その他):159人(12.10%)
自営業:82人(6.20%)
自由業:31人(2.40%)
専業主婦(主夫):136人(10.30%)
パート・アルバイト:126人(9.60%)
学生:221人(16.80%)
その他:106(8.10%)

同社によれば、アンケートの回答者数は1,315人で、男女の割合はほぼ半々。年代別の人数もほぼ同程度で、まんべんなく回答が得られたが、年代別の男女比については若干のかたよりがあるとしている。

しのぎを削る「PayPay」「楽天ペイ」そして「LINE Pay」

「Q1:利用したことのあるQRコード(バーコード)決済サービスをすべて選んでください。」という質問では、「PayPay」が18.2%で最も利用率が高い結果に。「楽天ペイ(13.1%)」と「LINE Pay(12.9%)」は非常に僅差だった。

一方で、64.3%という高い割合の方が「利用したことがない」と回答した。またQ1回答者の年代をサービスごとに分けると、グラフ青色が示す15~19歳の若年層の利用割合が、比較的高いことが分かる。その中でも「LINE Pay」「メルペイ」「au PAY」「pixiv PAY」は特に高く、それぞれ3割を超えている。

※複数回答のため重複あり

PayPayのキャンペーン利用率が最多

Q1でコード決済を利用したことがあると回答した469人を対象とし、「Q2:QRコード(バーコード)決済サービスの『○○%ポイント還元』などのキャンペーンを利用したことはありますか?利用したことのあるサービスを全て選んでください」と追加質問したところ、42.2%の方が「PayPay」と回答。

またQ1の総回答数から「利用したことがない」の846を引くと998となるので、一人あたり約2つのサービスを利用していることが分かる。

※複数回答のため重複あり

「キャンペーン無しでもスマホ決済を継続利用」が約半数

Q2でキャンペーンを「利用したことがある」と回答した355人に対して行った「Q3:QRコード(バーコード)決済サービスのキャンペーンを利用して、どのくらい得したと思いますか」という質問では「とても得した」が33.8%「まあまあ得した」が51.0%、「あまり得しなかった」が13.2%、「まったく得しなかった」が2.0%となった。

さらに「Q4:ポイント還元などのキャンペーンがなくても、Q2で回答したQRコード(バーコード)決済サービスを利用し続けますか?」という質問では、最も多い49.3%の方が「継続して利用する」と回答。利用者の半数がスマホ決済の利便性に注目した結果と言えそうだ。

そのほか、「キャンペーンを実施している他のサービスに移行する」が23.7%、別のキャッシュレス決済を利用する(クレジットカード、電子マネーなど)」が13.8%、「現金で支払う」が5.4%、「わからない」が7.9%という結果になった。

スマホ決済の今後の動向に注目

調査結果にあるように、最も利用者数が多いのは「PayPay」、次いで「楽天ペイ」となった。また全体の6割超が「コード決済を利用したことがない」と回答。49.3%が「キャンペーン終了後もサービスを継続利用する」と回答した。

スマホ決済については、政府の後押しもあり、現金主義が浸透している日本社会においても徐々に利用が広がりつつあるようだ。一方で、さまざまなプラットフォーマーからキャッシュレス決済が提供されているが、「PayPay」「楽天ペイ」「LINE Pay」の3者が上位となるなど、その趨勢が見えつつあるとも言えそうだ。

反面、利用率4位以下とのパーセンテージも大差をつけている状況ではなく、今後もキャッシュレス市場の動向は、大いに変化することも考えられる。いずれにしろ、ECとも親和性の高いスマホ決済が今後、利用がどの程度の広がるかや、いずれの決済プラットフォームが勝ち残っていくのか、また相互の提携がいかに広がるかなど、その行方からは目が離せそうにない。

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