おやつのサブスク、スナックミーが資金調達 相次ぐD2Cブランドの資金調達
株式会社スナックミー(本社:東京都中央区/代表:服部慎太郎)は、W ventures、Spiral Ventures Japan、SMBCベンチャーキャピタル、LINE Ventures、朝日メディアラボベンチャーズを引受先とした総額約2億円の第三者割当増資を実施した。
ECをフル活用しておやつの時間を価値あるものに
株式会社スナックミーは、テクノロジーを駆使し、食材の美味しさと顧客の声を最大限に活かしたお菓子作りをおこなうおやつD2Cブランドだ。
ここ数日でFABRIC TOKYO、ベースフード、pickiなどD2Cブランドが相次いで資金調達を行なっている。それほどD2Cというビジネスモデルが今、多くの注目を集めている。
snaq.meもこの流れにしっかり乗った形だ。「snaq.me」は、約1,000通りの組み合わせの中から、独自のアルゴリズムによって顧客に合わせてパーソナライズ化したおやつBOXを作成、配送するサービス。アルゴリズムによって得られた評価データは、次の新商品開発にも活かされている。
また、サブスクリプションサービスであるがゆえに在庫期間を最小化しタイムリーに届けることができるので、保存料や添加物を使わず、フードロスの最小化に成功している。
自分へのご褒美として女性を中心に人気が広がってきており、毎月約10%ベースで顧客は増え続けている。
資金調達で機能を拡充。厳しいと言われるネット販売を乗り越え、豊かなおやつ時間の提供へ
「snaq.me」はインターネット販売に限定している。今回の資金調達は、レコメンド機能やカスタマーサポートといった機能を充実させ、より顧客にとって使いやすいサービスにしていくためにおこなわれた。
株式会社スナックミーの理念は「新しいおやつ体験を創造し、おやつの時間をもっと価値のあるものにする」
「おやつを変えたい!」という思いからはじまった「snaq.me」は、美味しいおやつを気持ちよく食べたいというメンバーの思いが詰まっている。
保存料や添加物の要らない、たくさん食べても体に悪い影響を与えないようなおやつを提供するために、必要なときに必要な分だけ提供できるネット販売、サブスクリプションサービスという形態を選んだ。
かさばる上に値段が張るという点で、一般的にはネット販売は不向きと言われるおやつ。Realfoodの提供にこだわった結果、種類を豊富にしたり時間的制約が生まれたりと障害も多いが、ECの発達がそのチャレンジを実現している今がある。