『PayPayフリマ』サービスがスタート 急拡大するリユースEC市場に新たな風を吹き込む
キャッシュレス決済プラットフォーマーであるPayPayは、10月7日より「PayPayフリマ」のサービスを開始した。なお「PayPayフリマ」は、Yahoo! JAPANが運営するフリマアプリだ。
値下げ交渉もワンタップでやりとり可能
ソフトバンクグループのキャッシュレス決済プラットフォーマーであるPayPayは、10月7日より「PayPayフリマ」のサービスを開始した。購入者は全品送料無料(送料は全て出品者が負担)で買えるという。さらにPayPayで支払えば特典もありお得にリユース品の買い物ができるという
また出品者側も配送を2つの方法から選択でき、さらに出品後の値下げ交渉もワンタップでやりとりが可能で、より手軽にフリマ出品体験ができるとしている。
送料無料などキャンペーンも実施
同社ではサービス開始に際し、リリースを記念して以下のキャンペーンを実施する。
◆PayPayフリマが出品者の送料を全額負担!送料0円キャンペーン
通常出品者が負担する送料をPayPayフリマが全額負担する。
◆【初めてのお買い物で使おう】PayPayフリマ初回クーポン
PayPayフリマで初めて購入するユーザーには、1000円以上の商品で使える500円OFFクーポンを配付。対象の人にはホーム画面にクーポン獲得ページのバナーが表示される。
※条件等のキャンペーンに関する詳細については公式サイトを要参照。
勢いのあるリユースEC市場に乗り出す「PayPayフリマ」
リユースECは今後も拡大が予想されている有望かつ伸びしろが大きな市場だ。メルカリが国内事業で急成長を遂げるなど、データと実績の上からもその予想を裏付ける展開が続いている。
一方で、リユースECプラットフォーマー間の競争は日々激しくなっている。ヤフオクを展開してきたYahoo!ジャパンについても、後発であるメルカリに押される状況があったが、そうした中てソフトバンクグループとして新たなリユースECプラットフォームである「PayPayフリマ」をいよいよ投入することとなった。
キャッシュレスとフリマの融合などグループのこれまでの資産と厚みを活用しつつ、同市場でどのような存在感を発揮していくのか注目だ。