ニューロープ、1億円資金調達でファッション業界のデッドストック問題解決に

ECのミカタ編集部

株式会社ニューロープ(本社:東京都渋谷区/代表:酒井聡)は、大和企業投資、ディノス・セシール、中京テレビ、Reality Acceleratorを引受先とする第三者割当増資による1億円の調達を完了した。
ディノス・セシール社と協業し、需要予測やトレンド分析などの領域で仮説検証を進め、業界の課題解決に取り組む。

ファッション業界というビジネスモデルの副作用「デッドストック問題」

ファッション業界において長年の課題であり続ける「デッドストック問題」、いわゆるアパレル廃棄問題は、業界の特性上避けられない、副作用的なものとされていた。

商品が多様であること、トレンドや消費者の嗜好を柔軟にスピーディに取り入れていくことが業界の特徴であり、ビジネスモデルであったからだ。

この数年で消費者がエシカル消費を好み、アパレル廃棄に目を向けるようになったことで、そのバランスは大きく崩れてきている。国内供給量と国内需要との乖離は年々広がるばかりだ。

AIとの組み合わせで課題を解決

ニューロープは、人とAIが有機的に手を結ぶことによって、売れる商品はしっかりと売りながら、売れにくい商品も必要とする消費者に合わせた適正な量を提供していくことを可能にする。

売れ残りを恐れて売れる商品だけをつくるようでは、ファッション業界の特徴のひとつである多様性が薄れてしまうからだ。

AIの活用で業界の価値を生かしたまま、課題を解決するために、今回1億円の先行投資を実施。さらにはディノス・セシールとの協業によって仮設検証を効果的に推し進め、早期課題解決に貢献する。

投資家も期待を寄せる、課題解決の兆し

今回は協業先のディノス・セシールをはじめ、中京テレビ放送など4社が1億円の資金調達に応じた。投資家たちは、ニューロープの画期的な画像解析技術とファッション業界とのコラボレーションに、業界の課題を解決する可能性を見出し、期待を寄せている。

さらに今回の投資企業は、ほかのファッション関連の事業への投資もすすめており、今後各社との連携による拡大の可能性もあるだろう。複数企業の協業とAIの発達で、長年の課題が解決する日も近いかもしれない。


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