日本郵便がローソン店内スマリボックスで送れる『e発送サービス』の展開を開始

ECのミカタ編集部

日本郵便株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長 横山 邦男/以下「日本郵便」)は、株式会社ローソン(東京都品川区、代表取締役 社長 竹増 貞信)と連携して、フリマアプリやオークションサイト(以下「個人間 EC サイト」)で取引した商品の発送に便利な「e 発送サービス」の荷物を2019年10月29日(火)から、ローソン店内の「スマリボックス」から発送できるサービスを開始した。

「スマリボックス」概要

◆発送できる商品
個人間ECサイトで取引した「ゆうパケット」または「ゆうパケットプラス」
※2019年10月現在「プライバシー配送」または「拠点受取」としたものに限る。

◆設置場所
東京都および神奈川県内 17 カ所のローソン店内

「スマリボックス」での発送方法

「スマリボックス」での発送方法「スマリボックス」の概要

[1]
個人間ECサイトで取引したゆうパケットまたはゆうパケットプラスサイズの商品を梱包し「スマリボックス」が設置されているローソンに持ち込む。

[2]
「スマリボックス」の操作画面で「e発送」のスタートボタンを押す。

[3]
「スマリボックス」の画面で、スマートフォンなどで表示したコンビニ発送用の二次元コードを読み取る。

[4]
「スマリボックス」の画面のお申込内容などを確認すると送り状およびお客様控が発行される。

[45]
送り状を荷物に貼り付けて投函口から投函。お客様控を保管。

人手不足にも対応

e発送サービスは全国約20,100カ所の郵便局および約13,600店舗のローソンから発送でき、安全で利便性の高い配送サービスとして支持を得て来た。

一方、利用者の発送の利便性向上に加え、社会問題として人手不足が深刻化している中、顧客対応のオペレーション負荷を軽減するため、人の手をかけずに荷物を差し出すことができる仕組みが求められているという。このような背景から、今回新たにローソン店内に設置した「スマリボックス」から、e発送サービスの荷物を店頭に並ぶことなく発送できるサービスを開始したのだ。

ECあるいはリユースEC市場が急速に拡大する中、配送面でのニーズも高まる一方だが、今回も物流のラストワンマイルの一翼を担う日本郵便として、そうした課題に正面から取り組む姿勢を示したと言えるだろう。


記者プロフィール

ECのミカタ編集部

ECのミカタ編集部。
素敵なJ-POP流れるオフィスにタイピング音をひたすら響かせる。
日々、EC業界に貢献すべく勉強と努力を惜しまないアツいライターや記者が集う場所。

ECのミカタ編集部 の執筆記事