【ライブコマース×後払い】『atone』が『Live Shop!』に導入されクレジットカードを持たない若年層にも訴求可能に

ECのミカタ編集部

クレジットテックを提供する株式会社ネットプロテクションズ(所在地:東京都千代田区、代表取締役社長(CEO):柴田 紳)は、株式会社Candee(所在地:東京都港区、代表取締役CEO:古岸 和樹、以下「Candee」)が提供するソーシャルライブコマース「Live Shop!」において同社の提供する新しいカードレス決済「atone(アトネ)」(以下「atone」)の提供を2019年12月2日(月)より本格的に開始した。

両サービスの概要と特徴

◆「atone」

「atone」は、スマホひとつで買い物ができるクレジットカードがいらない後払い決済サービスだ。一般の顧客はネットで会員登録をすれば誰でもすぐに使える。利用代金は、まとめて翌月払いで良い。利用代金の0.5%のポイントがもらえて、代金の値引きに使える。事業者(EC・実店舗)は、業界最安水準の 1.9%+30円~ の手数料で利用可能。ネットショッピングにおける約20%の後払いニーズに応えて売上向上を目指したり、実店舗の現金決済ニーズはそのままに新しいキャッシュレス体験を提供することができる。

◆「Live Shop!」

Live Shop!は、モデルやインフルエンサーといった出演者がライブ配信でオススメのファッションやメイクなどを紹介し、気になったアイテムを視聴者がその場で購入できるライブコマースサービスだ。

<Live Shop!の特徴>
1:出演者がお気に入りのアイテムをライブ配信で紹介
2:ライブ配信中に、アプリ内で簡単に購入ができる
3:出演者と視聴者が、コメント欄やハートを通じてコミュニケーションできる
4:視聴者アンケートや抽選販売など、リアルタイムに楽しめる参加型企画

売上向上を支援

売上向上を支援

今回Candeeが「atone」の導入により期待できる効果は次の2点が挙げられるとしている。

◆さらにライブコマースらしい顧客体験を提供できる

『Live Shop!』が提供するライブコマースの特徴は、ネットでのライブ配信による顧客の購買意欲の発揚から商品購入までのスムーズな動線設計だ。『買いたい』と思い、注文画面まで進んでも、クレジットカードの場合カード番号、セキュリティー番号、有効期限日等の入力のため、クレジットカードを確認する手間がかかるが、「atone」の場合は電話番号と住所のみの入力で済む。また、事前登録をすれば1~2クリックで購入が可能なため、よりスムーズな購買体験の提供が期待できる。

◆ユーザーニーズに対等して売上向上を期待できる

クレジットカードを持たない顧客等、今までの決済方法のみでは離脱していた見込み顧客に対してアプローチが可能になるため、売上向上が見込める。商材問わず導入が可能である「atone」が、今回初めてライブコマース市場に導入された。「Live Shop!」への提供を皮切りに、ライブコマース市場をはじめ、様々な商材に「atone」の導入を進めていく。

クレジットカード未保有の若年層にも訴求

また「atone」導入の背景として次のように述べている。

「ライブコマースの性質上、『Live Shop!』の顧客は若年層が中心です。そのため、クレジットカードを所持していない顧客も多く、以前から後払い決済の高いニーズがありました。『Live Shop!』では既に他の後払い決済を導入していましたが、顧客の利便性をより向上させるため、『atone』の追加導入に至りました。『atone』は既存の後払い決済サービスに比べて与信枠の額が非常に大きく、以前から問題とされていた『与信枠がなくて購入ができない』というユーザー課題に対して大きく寄与できる点を評価していただきました」

EC市場でも注目されるライブコマース。企業やブランドとユーザーとの間のロイヤリティを醸成しながら、アイテムに関するクチコミの2次拡散・3次拡散も企図できることで各方面から大きな注目を集めている。そのライブコマースの世界で存在感を示すLive Shop!でatoneが使えるようになったことにより、層の厚い若年層の取り込みに寄与することにもなりそうだ。


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