YouTube広告は見られているのか?ジャストシステムが『動画&動画広告 月次定点調査(2019年12月度)』を公表

ECのミカタ編集部

株式会社ジャストシステムは、マーケティングリサーチに関する情報サイト「Marketing Research Camp(マーケティング・リサーチ・キャンプ)」で、ネットリサーチサービス「Fastask」を利用して実施した『動画&動画広告 月次定点調査(2019年12月度)』の結果を公表した。ここではその概要についてポイントを絞って見て行く。

調査概要

[調査期間]
2019年12月31日(火)~2020年1月3日(金)

[調査対象]
Fastaskのモニタのうち、17歳~69歳の男女1,100名

[調査方法]
セルフ型ネットリサーチ Fastaskでのアンケート調査

YouTube5秒スキップ広告で誘導される割合は?

YouTubeで5秒待つとスキップ可能な動画広告を視聴したことがある人のうち、「動画広告を見た後、広告主のサイトへ訪問したことがある」人は15.7%だった。年代別に見てみると、10代(18.2%)、20代(18.7%)、30代(18.6%)、40代(11.1%)、50代(11.1%)、60代(12.9%)となった。10代、20代、30代の約2割が広告主のWEBサイトに誘導されていた。

6秒以下広告での行動は?

YouTubeで、スキップできない6秒以下の短い動画広告(バンパー広告)を視聴したことがある人のうち、バンパー広告の視聴後、「その商品・サービスを検索したことがある」人は25.2%、「広告元のサイトへ訪問したことがある」人は23.2%だった(複数回答あり)。「その商品・サービスを検索したことがある」男性は27.9%に対し、女性は21.8%と、男性の割合が高いことが分かっている。

YouTube広告で「悪い印象を抱くことがある」割合は?

YouTubeで「バンパー広告」を視聴したことがある人のうち、その広告をきっかけにブランドに対して「良い印象を抱くことがある」人は33.7%、「興味を抱くことがある」人は35.6%、「他の人に紹介することがある」人は23.2%だった。一方、「悪い印象を抱くことがある」人は37.7%となった。

※「あてはまる」と「ややあてはまる」と答えた人の合計。

スマホとテレビが動画視聴デバイスで並ぶ

年末年始、動画コンテンツの視聴に最も長時間使用したデバイスとして「テレビ」(32.2%)を挙げた人が一番多く、次いで「スマートフォン」(31.0%)、「パソコン」(21.9%)だった。2018年12月度調査でも「テレビ」を挙げた人が最も多く(43.7%)、次いで「スマートフォン」(25.1%)となった。

しかし、この1年で「テレビ」が11.5ポイント減少し、「スマートフォン」が5.9ポイント増加したことで、最も長時間動画を視聴するデバイスとして「スマートフォン」と答える人の割合は「テレビ」とほぼ同率になった。「スマートフォン」は、動画視聴のデバイスとして浸透が進んでいるようだ。

まとめ

調査結果にあるように15.7%がYouTubeのスキップ可能な動画広告の視聴後に「広告主サイトに訪問」した経験があり、YouTubeの「バンパー広告」視聴経験者の25.2%に「その商品を検索した」経験があった。

またYouTubeの「バンパー広告」視聴経験者の約4割が「ブランドに悪い印象を抱くこともある」としており、年末年始に動画コンテンツの視聴に利用されたのは「テレビ」と「スマートフォン」がほぼ同率となった。

動画プラットフォームとして確固たる地位を築いているYouTube。そこでの広告出稿はECビジネスを展開する上でも魅力的なフィールドとなるが、調査結果からは視聴者サイドの視点を理解した上で、その運用方法にも工夫が必要と言えそうだ。


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