『NP後払い』とオムニチャネル対応EC・通販統合パッケージ『eltexDC』が自動連携を開始 利便性向上と不正排除を両立

ECのミカタ編集部

株式会社ネットプロテクションズ(所在地:東京都千代田区、代表取締役社長 (CEO):柴田 紳)は、株式会社エルテックス(所在地:神奈川県横浜市、代表取締役社長:森 久尚)が提供するEC・通販パッケージ「eltexDC」に、ネットプロテクションズが提供するクレジットカード不要の後払い決済サービス「NP後払い」において、「NPコネクトプロ」のAPI(完全自動登録)連携を、2020年1月29日(水)より本格的に開始した。

EC事業者のさらなる運用負荷軽減を実現

今回連携した「NPコネクトプロ」(API)では、「NP後払い」を利用する際に発生する作業(取引情報の登録、与信結果の取得、配信伝票番号の登録等)を自動化するという。

これによって「eltexDC」を利用するEC事業者のさらなる運用負荷の軽減を実現し、EC事業者は「eltexDC」上で「NP後払い」をより利便性高くに活用することが可能となった。

自動連携に至った背景

自動連携に至った背景

同社は「NP後払い」との自動連携に至った背景について次のように述べている。

◆「NP後払い」が後払い決済市場におけるシェアNO.1(同社調べ)であること

「NP後払い」は業界最大手の後払い決済サービスであり、後払いサービスを利用する大手通信販売事業者の約64%(同社調べ)に導入されてる。このような多数企業への導入実績や、およそ18年間にわたってサービスを提供する過程で構築してきた安定的な運用基盤・カスタマーサポートやリスク管理等のノウハウを多数有している点を評価されている。

◆高精度な与信審査によって加盟店及び購入者の利便性向上が見込まれること

同社はサービス全体で累計およそ1.8億件の取引実績を有しており、この取引データを元に「NP後払い」では独自の与信審査を行っている。過去取引データの傾向分析を行うことで、不正注文に対しても高い検知力を持った与信審査を実現している。そのため支払う可能性が少しでもある取引は審査OKという判断をするため、与信通過率の向上につながり、ひいては多くの購入者に購買体験を提供することに寄与する。

不正を排除しつつ利便性を高める

同社ではそれらに加えて2019年11月27日にNP後払いの大規模なシステム・サービスのアップデートを発表し、即時与信(=リアルタイムオーソリゼーション、RTA)機能を含む複数の機能をリリースした。

当該アップデートによって、従来の「NP後払い」における与信通過率を維持したまま即時与信の利便性も提供することが可能となった。これにより、不正利用をこれまで以上に精度高く排除しつつ、より多くの利用者・加盟店にとって利便性の高い後払い決済を提供していくことを目指すとしている(今回の「eltexDC」との連携は即時与信に対応したものではない)。

EC上でも利用が進んでいる後払い決済。決済手段の幅広さはカゴ落ちを防ぎ、売り上げ増加にも直結する無視できない要素だ。今回の自動連携の開始を通して「NP後払い」の利便性がさらに高まり、また課題となる不正対策も進んだことになる。それらを通して同サービスの利用の幅も広がることに期待がかかりそうだ。


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