“今までにない没入感を生み出す広告”『Cubic Content』をテレビ朝日ドラマ「鈍色の箱の中で」のキャンペーンに投入

ECのミカタ編集部

株式会社博報堂DYメディアパートナーズ(本社:東京都港区、代表取締役社長:矢嶋弘毅 以下博報堂DYメディアパートナーズ)は、ブランドストーリーと放送局コンテンツストーリーの融合で「今までにない没入感を生み出す」広告手法「Cubic Content」の開発をしたことを公表した。

「今までにない没入感を生み出す」広告手法

デジタルメディアにおけるマーケティングコミュニケーション手法の開発と提供やコンテンツの多角的な展開をしている博報堂DYメディアパートナーズは、ブランドストーリーと放送局コンテンツストーリーの融合で「今までにない没入感を生み出す」広告手法「Cubic Content」の開発を行った。

同社では「Cubic Content」について、多様化する生活者のタッチポイントに合わせて展開されるコンテンツをもとにした広告体験を設計し提供することで、商品やサービスに対する生活者の共感性を向上させることができる広告手法だとしている。

テレ朝ドラマ『鈍色の箱の中で』のキャンペーンで活用

テレ朝ドラマ『鈍色の箱の中で』のキャンペーンで活用

今回、その最初の取組みとして2020年2月8日(土)深夜3時からテレビ朝日で放送中の連続ドラマ「鈍色の箱の中で」において、ドラマのストーリーと連動したキャンペーン、インフォマーシャル、ソーシャルなどを複層的に絡める広告展開を実施しているという。

また「Cubic Content」の開発・提供は、メディアチーム、データチーム及び、クリエイティブチームで構成した博報堂DYグループの横断プロジェクトチーム「ACTIVATIONCUBE」が行うという。「ACTIVATIONCUBE」は、360°ビジネス展開する「Cubic Content」の企画立案、制作、キャンペーン展開など設計からアクティベーションまでワンストップで実現するとしている。

この取り組みにおいては、広告接触データ、ソーシャル投稿データなどアクチュアルデータを活用し、ブランド指標との関係性を紐解くことで、商品やサービスへのプリファレンスを高めるメカニズムを解明する方針とのことだ。

あらたな体験で自然な広告訴求を

同社では今回の公表に際して次のように述べている。

「昨今のデジタルシフトにより、生活者とメディアのタッチポイントが複雑化している中、生活者のタッチポイントをクロスメディアで捉えられるコミュニケーション手法の必要性が高まっておりました。『Cubic Content』は、テレビ、デジタル、ソーシャルコンテンツ、イベントなど、それぞれに関連性を持たせ緻密に絡み合うストーリーを進行させる事でコンテンツに対する没入感を強め、その中に自然に広告訴求を入れ込むことによってトータルでより深いコンテンツ体験をベースとした広告効果の向上を図ることができます」

5Gサービスの開始に見るようにブロードバンド通信はさらに進化し、また伝統的なメディアとネット上のデジタルメディアとの融合もさらに進んでおり、それは、より自由度の高い広告手法を展開できることも意味する。今回、博報堂DYメディアパートナーズが開発した「Cubic Content」は、「今までにない没入感を生み出す広告手法」だとしており、まさに新たな時代の広告手法と言えるだろう。今後EC市場においてもどのような活用がなされていくか注目したい。


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