futureshopでPayPay決済が利用可能に 商品出荷時に売上が確定・カゴ落ち防止効果も

ECのミカタ編集部

株式会社フューチャーショップとSBペイメントサービス株式会社(以下「SBPS」)は、フューチャーショップが提供する「futureshop」および「futureshop omni-channel」(以下、総称として「futureshop」)とPayPayとの接続を開始する。

高まる利便性

フューチャーショップとSBPSは、フューチャーショップが提供するSaaS型ECサイト構築プラットフォームfutureshopとPayPayとの接続を開始する(申込受付開始:2020年6月1日/提供開始:2020年8月)。

これにより、futureshopを利用し、SBPSのオンライン決済サービスを導入した事業者は、ECサイトで「PayPay」を決済方法の1つとして提供可能となる。また、2,800万人以上のPayPayユーザーは、futureshopでの買い物の利便性がさらに向上する。

商品出荷時に売上が確定・カゴ落ち防止効果も

商品出荷時に売上が確定・カゴ落ち防止効果も

同社がまとめるfutureshopでの「PayPay」導入メリットは次の通りだ。

◆カゴ落ち防止効果も見込める

自社ECサイトでも、PayPay残高を決済手段として利用できる。初回購入時でもクレジットカード番号など外出先では入力しづらい情報の入力が不要。カゴ落ち防止効果が見込める。

◆商品出荷時に売上が確定できる

SaaS型Eコマースプラットフォームでは初の試みとして課金・売上方式が出荷売上に対応。購入時にはPayPay残高の仮減算を実施し、商品出荷時に売上が確定する。ECサイトでの物販に発生しうる確定までの金額変更やキャンセル時も、対応が可能だ。

◆新たな機能開発不要

「PayPay」の導入には追加開発の必要がない。申し込み手続き完了後、管理画面での設定だけで利用開始できる。

トップランナーのタッグ

SaaS型ECサイト構築プラットフォームとして実績を重ねてきたfutureshopとキャッシュレスコード決済市場でトップを走るPayPay。その両者がついにシームレスにつながることになった。futureshopは、CMS機能「commerce creator」で高いデザインカスタマイズの自由度と更新性を実現しているほか、ロイヤルティマーケティングに取り組める豊富な機能を有している。

それだけでなくオムニチャネル対応には実店舗とECの顧客統合を行い、さらにきめ細やかなデジタルマーケティングを目的とした、O2Oを実践するポイント統合、実店舗在庫表示機能も備えた「futureshop omni-channel」が利用できる。今回の施策によって、さらにそれらの利便性が高まることになりそうだ。

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