ネイティブアプリを最短1ヶ月で導入できる ヤプリがEC事業者向けソリューション『Yappli for EC』の提供を開始
株式会社ヤプリ(本社:東京都港区、代表取締役:庵原保文、以下ヤプリ)は、EC特化型ソリューション「Yappli for EC」の提供を開始した。
アプリを最短約1ヶ月でリリース可能
アプリプラットフォーム「Yappli」を提供するヤプリ社は、2020年6月29日(月)より、EC事業者へ向けたEC特化型ソリューション「Yappli for EC」の提供を開始した。Yappli for EC とは、ECへのニーズが急速に増している状況を前に、EC事業者におけるスムーズなアプリ導入を実現し、その先の成功まで支援するソリューションとなっている。
同社は、Yappli for ECによって、これまでの400社以上の導入実績から、ECの売上強化につながる機能を大幅アップデート。iOS、Android両OSに対応したネイティブアプリを、最短約1ヶ月でリリース可能だとしている。また、これまでEC事業者にとってアプリ導入のハードルとなっていた、新しいツールの操作習得や日々の更新作業の負荷、OSバージョンアップへの対応といった手間も軽減するという。直感的に操作できる管理画面によって、スムーズなアプリの運用が可能となっており、専門知識も不要で、OSのアップデートにも無償で対応する。
選べる2つのアプリ構築手段
Yappli for ECでは、ECサイトをアプリ化する手段として、2つの選択肢が用意されている。
◆ECウェブ連携
既存ECサイトをアプリ内に最適化して表示させるWebビュー機能を活用し、スピーディーにアプリを構築。EC集客のために今すぐアプリが必要な事業者のニーズに対応する。
◆EC API連携
商品情報とのAPI連携をすることで、商品ページを高速表示させるYappli for ECの独自機能だ。Webビューとは一線を画する、ユーザーの快適な購買体験を実現する。
主な機能
◆ログイン保持機能
ID、パスワード情報を保持し、2回目以降は自動でログイン可能な「ワンタッチログイン」や、Face ID、Touch IDなどの「生体認証」など、ログインの入力の手間を削減する。
◆DB連携セグメントプッシュ
購入履歴など、手持ちのデータベース(DB)に蓄積された情報をもとに、パーソナライズされたプッシュ通知を配信できる。
◆オートプッシュ
クロスセル・アップセルに有効なメルマガのフォローメールを、アプリのプッシュ通知でも実現。顧客シナリオに合わせて自動的にプッシュ通知の配信が可能。
◆フリーレイアウト機能
画像やテキストの配置が自由自在。幅広いデザインで、ブランドの世界観を自由に表現し、他社ECと差別化できる。
◆フォトフレーム機能
ブランドを表現したオリジナルフォトフレームで、商品を使ったSNSキャンペーンが可能。SNS上でアプリの認知度を拡大させる。
◆チャット機能
商品に寄せられる質問にはチャットで回答。コールセンター業務の負荷を軽減する。
◆フリーワード検索窓
キーワード入力で欲しい商品をスピーディーに探し出すことができる。商品数が多く、更新頻度が高いEC事業者に適合する。
◆ログインスタンプ
1日1回アクセスすると貯まるスタンプで、アプリの起動率をアップさせる。
アプリ活用でECの集客を強化
リリースの背景として同社では次のように述べている。
「Yappliは、モバイルテクノロジーで企業の課題解決を行うクラウド型のアプリプラットフォームです。ノーコードによりアプリ開発のハードルを下げることで、様々な業界における活用が広がり、400社以上の自社アプリがプラットフォーム『Yappli』の上で運営されています。今回の新型コロナウイルス感染拡大の影響により、オフラインでの顧客との接点が制限される中、アプリを活用したEC集客の強化が進みました。ECアプリにおけるアクティブユーザー数は1.2倍(ヤプリ調べ)と増えており、消費者側の行動も大きく変化しています」
新型コロナウイルスによる感染拡大によってECへのニーズがさらに高まる中、モバイルからの利用が増えていることもあり、アプリの重要性は高まっている。一方で、これまではモバイルアプリを開発することは、一定の資金的リソースなどが必要であり、特に中小の事業体にとっては導入はけして容易ではなかった。同社の新サービスは、まさにこうした時流とニーズに沿ったものであり、多くのEC事業者のビジネスを加速させることになりそうだ。