ポーラがSTAFF STARTを導入 店舗スタッフによる信頼できる情報発信を支援

「STAFF START(スタッフスタート)」を提供する株式会社バニッシュ・スタンダードは、株式会社ポーラへのサービス提供を開始した。

ポーラECサイトでSTAFF STARTを活用

実店舗の販売スタッフのオムニチャネル化を推進するアプリケーションサービス「STAFF START」を展開するバニッシュ・スタンダードは、2020年7月1日より同ソリューションについて、ポーラへのサービス提供を開始した。

今回の取り組みでは、美白やエイジングケアなどのスキンケアアイテムが高い支持を集めるポーラの通販サイトにおいて、ポーラの店舗スタッフによる、美しくなるための役立つ美容情報やアイテムの紹介が始まるという。

800超のブランドが導入

今回、ポーラオンラインストアがSTAFF STARTを導入し、店舗スタッフによる美容情報やアイテム紹介の投稿が始まる。ポーラは「B.A(ビーエー)」や「リンクルショット」「ホワイトショット」など高品質なスキンケアアイテムを展開する化粧品メーカーで、エイジングケア・美白で高い支持を集めている。ポーラでは全国で約41,000人の美容のスペシャリストが活躍しており、STAFF STARTでの情報発信に参加していくことが期待されるとしている。

STAFF STARTは販売スタッフがコーディネート投稿を始めとするデジタル接客を可能とし、投稿したコンテンツを経由する個人売上を算出して販売スタッフや店舗の新たな評価を可能にするオムニチャネルツールだ。

これまではアパレル業界を中心に広く導入されており、最も人気のコーディネート投稿機能は、販売スタッフが撮影したコーディネート画像に商品情報を紐づけ、ブランドの自社ECサイトやスタッフ自身のSNSに投稿することができる。

サービス開始から約3年で800を超えるブランドで導入され、2019年1年間では、STAFF STARTで作成されたスタッフコンテンツ経由の売上が約412億円を達成するなど急成長を遂げている。

店舗スタッフによる信頼できる情報発信を支援

同社では、ポーラへの導入に際し次のように述べている。

「インターネット、SNSが普及し、商品購入前の情報収集が当たり前になってきましたが、一方で情報があふれ信用できる情報を選別することも難しくなりました。商品知識が豊富で実際に店舗で顧客と接してきた店舗スタッフによる情報は、昨今の社会情勢を受け店舗に足を運ぶことが難しい顧客にとっても、商品選びの上で非常に有益な情報になると期待されます。また、通販サイト上でも使用感のレビューや商品紹介の投稿を通じて接客ができるようになり、店舗スタッフの活躍の場をデジタル上にも拡げ、その効果を評価することでモチベーションアップにも貢献します」

EC市場においては、ユーザーがネット上の情報をもとに商品を選ぶことが常であり、そこでは信頼できる内容が購入を決める上で重要となる。たとえば商品知識や顧客との接点も豊富なブランドの店舗スタッフが発信する情報は、信頼できるものとなるだろう。まさにダイレクトコミュニケーションと言える。

こうしたスタッフをデジタルへ結んで情報を発信し、かつモチベーションを上げることで、ブランドとスタッフ、そして顧客とのロイヤリティが醸成できることになり、ブランド価値と売り上げの向上につながることになる。

ファッション業界のイメージが強かったSTAFF STARTだが、代表の小野里氏が「FASHION Techではなく、STAFF Techだ」と話すように、業界問わずサービスは普及していく。ポーラというコスメ市場でのビッグネームへの導入を通して、新たな足跡を刻むことになりそうだ。

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