楽天市場出店企業向け自動更新システムをバージョンアップ!「スマートフォン用商品説明文」にて自動更新ができるように

ECのミカタ編集部

ECデータバンク株式会社は、PC用商品ページやスマートフォントップページで利用可能であった、自動更新システムのバージョンアップを行った。これによって、楽天市場の「スマートフォン用商品説明文」でも自動更新が可能となる。

タグ禁止後も自動更新が可能

2020年8月に予定されている楽天市場の仕様変更にて、スマートフォンの商品ページなどで「iframe」「style」「js」といったタグの利用ができなくなる。

今回行ったバージョンアップでは、iframeタグが禁止される事で今後自動更新ができないと考えられていた「スマートフォン用商品説明文」にて、自動更新が可能となる事が最大の特徴。

自動更新が行われることで、ショップ運営者は手間をかけず商品毎に最適な商品や商品情報を掲載する事が可能となる。

第一弾は「CoordeMaker」のコーディネート画像に使用

第一弾は「CoordeMaker」のコーディネート画像に使用

第一弾として、コーディネート事例集の更新作業を自動化するサービス「CoordeMaker(コーデメーカー)」にて提供を開始した。

スマートフォン用商品説明文にて、「この商品が使われているコーディネート」コーナーに、関連するコーディネート画像が自動で掲載され、さらに、常に最新のコーディネートが表示されるよう自動で入れ替わる。

現在、インポートセレクトSHOPでらでら店に導入しており、他既存のショップにも随時導入予定となっている。

今後は各自動更新システムもバージョンアップを行う予定だ。手間をかけず最適な商品や情報を表示する事で、ネットショップの売上に貢献していく。

膨大な作業を無くしてシンプルに

楽天市場に出店しているショップは、転換率を高めたり、回遊を高める目的で、本来利用できないiframeタグをショップの様々なページで利用している。今回の楽天市場の仕様変更により、対象のタグを使用している場合は該当箇所の変更が必要となる。

特にiframeタグが禁止される事で、同シリーズ商品の紹介や類似商品の紹介といった、いわゆる「買い回り」と呼ばれる複数商品を比較する見せ方をするには、利用可能なHTMLタグだけで掲載する必要があり、商品毎に最適化するには1商品1商品ページを作りこむ必要がある。仕様変更時の対応だけでなく、今後商品を追加する場合にも大きく時間を割かれる作業だ。

煩雑な業務を効率化しつつ売り上げに貢献する機能として、今回のバージョンアップは重要な役割を果たしていくだろう。

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