[ZOZO×KASHIYAMA] オーダーメイドファッションをEC完結で注文できるセットアップアイテムの販売を開始

ECのミカタ編集部

オーダーメイドブランド『KASHIYAMA)』は、『ZOZOTOWN』にてメンズ&ウィメンズのオーダーメイドセットアップアイテムの販売をスタートさせた。

幅広いサイズバリエーションに対応

株式会社オンワードホールディングス(本社:東京都中央区 代表取締役社長:保元 道宣)の子会社である株式会社オンワードパーソナルスタイル(本社:東京都港区 代表取締役社長:関口 猛)は、オーダーメイドブランド『KASHIYAMA(カシヤマ)』において、株式会社ZOZO(本社:千葉県千葉市 代表取締役社長兼CEO:澤田 宏太郎、以下 ZOZO)が運営するファッション通販サイト『ZOZOTOWN』にて、8月26日(水)よりメンズ・ウィメンズのオーダーメイドセットアップアイテムの販売をスタートさせた。

長年培ってきたデータから豊富なサイズパターンを展開し、自社による生産プラットフォームを有する『KASHIYAMA』と、ZOZOSUITから得た100万件以上の体型ビッグデータを蓄積し、年間860万人以上(20/6末時点)のサイト購入者数を有する『ZOZO』は、互いの膨大なボディデータから、幅広いサイズバリエーションに対応し、オンライン完結で簡単にオーダーメイドファッションが注文できる仕組みを実現。『ZOZOTOWN』が提供する「マルチサイズ」カテゴリー内にてサービスを展開するという。

『KASHIYAMA』は、“オーダーメイドの民主化”を目指し、2017年10月よりオムニチャネル進化形の新事業としてオーダーメイドスーツの販売を開始。全国にある店舗・ガイドショップに加え、自宅やオフィスへの出張採寸も採り入れており、2着目からはオンラインストアからもオーダーが可能だ。

オーダーメイドスーツの価格は3万円(税別)からで、最新のCAD・CAMを導入した大連の自社グループ工場から直接自宅に届けるファクトリー・トゥ・カスタマー(F2C)により、最短1週間での納品を実現。現在、メンズではスーツ以外に機能性に優れたカスタムメイド・セットアップの「MODERN TAILOR」をはじめ、フォーマルウェア、高品質な日本製のオーダーシャツを展開している。

エレガントなクラシックスーツを展開するウィメンズでは、ベースデザイン、素材、ヒールを組み合わせることで約30万通りの中から好みの一足が選べるオーダーメイドウィメンズシューズを2019年11月よりスタート。取り扱いアイテムを拡大し、マス・カスタマイゼーション時代に対応する次世代の基幹事業へと成長を加速させている。

自動的に自分に合うサイズが提示される

自動的に自分に合うサイズが提示される

ZOZOTOWN出店ショップで取り扱う商品は、全世界共通の「繊維製品の安心安全の証」であるエコテックス®スタンダード100認証工場で生産されたエコロジカルで、テレワークにも最適なストレッチ性と防シワ性に優れ家庭での洗濯が可能な素材を用いたメンズのジャケット・パンツ、ウィメンズは、シルキータッチで上品な光沢感・風合いをもった上質な素材や、2WAYストレッチ・ウォッシャブル対応の機能性に優れた素材を用いたジャケット・パンツ・スカート・ワンピースのセットアップアイテムとなっている。

オーダー方法は、アイテムを選択した後に身長と体重を入力するだけで推奨サイズを提示するサービスを使うことにより簡単に注文が可能だ。メンズは、身長148㎝~197㎝、体重41kg~115kgの体型に対応したジャケット73サイズ、パンツ128サイズの中から、ウィメンズは、身長136㎝~184㎝、体重34㎏~99㎏の体型に対応したジャケット最大53サイズ、パンツ196サイズ、スカート最大108サイズ、ワンピース63サイズの中から自動的に自分に合うサイズが提示される。

◆『ZOZOTOWN』出店ショップについて

[出店日]
2020年8月26日(水)

[出店ショップ]
J.PRESS、JOSEPH、TOCCA、Paul Smith Women、any SiS、any FAM、Feroux、SHARE PARK、L size ONWARD、S size ONWARD、GRACE CONTINENTAL、Tiaclasse、Chut!INTIMATES(計11ブランド13ショップ)

新規アイテムの展開も計画

今回の公表に際して、株式会社オンワードパーソナルスタイルでは、次のように述べている。

「今後は、オーダーメイド商品を気軽にオンラインで購入できる新たなファッション領域をさらに開拓すべく、すでに『KASHIYAMA』で展開しているウィメンズのシューズを筆頭に、新規アイテムの展開も計画しています。また、この度の販売開始を機に、『ZOZOTOWN』顧客との親和性の高い当社グループが展開する11ブランド13ショップの出店を、同じく8月26日(水)よりスタートいたしました」

ECにおいてもオーダーメイドファッションの流れが加速している。それは、ファッションECプラットフォームとして絶大な知名度を誇るZOZOも例外ではない。これまでZOZOは、サイジングができるスーツなど独創的なアイテムなどを提供してきたが、今回の公表にみるように展開する各ブランドにおいても、こうした流れは顕著になってきていると言えるだろう。プラットフォームとしてブランドとのロイヤリティを高めつつ、これからもユーザーに利便性と価値を訴求できるか、引き続き注目と言えそうだ。

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