メルカートがGoogle ショッピング広告自動運用サービス『EC Booster』と標準連携、先行提供をスタート

ECのミカタ編集部

ECプラットフォーム「メルカート」は、フィードフォース社が提供するGoogle ショッピング広告自動運用サービス「EC Booster」との標準連携に向けた先行提供を開始した。

9月18日より開始

株式会社エートゥジェイ(以下 AtoJ)が提供する SaaS型ECプラットフォーム「メルカート」は、株式会社フィードフォースが提供するGoogle ショッピング広告自動運用サービス「EC Booster」との標準連携に向けた先行提供を2020年9月18日より開始した。

「EC Booster」は、Google ショッピング広告の自動運用による自社EC自動集客サービスだ。主要ECシステムと連携することで、Googleの検索結果画面に画像付きで自社商品を訴求することが可能となる。さらに、広告配信結果を簡単に把握できるダッシュボードを提供することで、EC運営者の意思決定を支援し、売上拡大に貢献する。

メルカートの概要

メルカートの概要

同社がまとめるメルカートの概要は次のようなものだ。メルカートは、国内通販サイト構築実績12年連続シェア1位の「ecbeing」から生まれたSaaS型クラウドECプラットフォームだ。ECサイト構築時の重要なポイントはカートシステム機能と思われがちだが、カートシステム機能は「集客・接客・追客」というECサイトの3つの役割の中で“接客”部分に当たり、要点の1つでしかない。Web広告、SEO、ブランディングによる“集客”や、メールマガジンによるLTV(顧客生涯価値)を向上させる“追客”も非常に重要だ。

メルカートは、ecbeingの強みを生かした多機能性やサポート力、セキュリティ、システムの定期的な自動更新などを通じて、顧客事業体のECサイトに対する課題を「集客・接客・追客」という視点から解決するとしている。パッケージ版であるecbeingへも低コストで移行可能で、ECサイトの規模に合わせて柔軟にステージチェンジできるのも強みだ。

自社商品を訴求でき、購入率の向上にも有効

同社では提供の背景として次のように述べている。

「消費者の購買チャネルの多様化や新型コロナウイルスの蔓延により、EC市場の需要が高まっています。そのような中で、Googleの検索結果から商品ページに直接誘導できる『Google ショッピング広告』は、消費者に自社商品を訴求でき、購入率の向上にも有効です。

この度、メルカートはGoogle ショッピング広告を最短5分で始められる広告運用自動化サービス『EC Booster』との標準連携を開始しました。SaaS型の強みを活かし、今後もこのような機能の自動更新を行っていきます」

「ecbeing」から生まれたSaaS型クラウドECプラットフォームであるメルカート。今回のGoogle ショッピング広告を最短5分で始められる広告運用自動化サービス『EC Booster』との標準連携を通して、さらにその価値を高めることになりそうだ。

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