生鮮食品EC「クックパッドマート」マンション導入1万戸を突破

ECのミカタ編集部

クックパッド株式会社は24日、生鮮食品EC「クックパッドマート」を導入するマンションの累計総戸数が、1万戸を突破したと発表した。他者と会わずに買い物ができることから、新型コロナウイルスの感染拡大に伴って問い合わせが急増。現在でも月に数百件を超える導入の問い合わせがあるといい、今後も拡大が続きそうだ。

生鮮宅配ボックス「マートステーション」 新しい生活様式にマッチ

「マートステーション」が設置されているマンションの居住者は、クックパッドマートのアプリから商品を注文することで、措定した日に商品を受け取ることができる。「当日出荷・当日納品だから実現できる『朝採れ野菜などのこだわり食材が、生産者から直接、一品から送料無料で届く』」ことが強みだ。

クックパッドマートでは昨年10月から、総戸数200戸以上のマンションを対象に生鮮宅配ボックス「マートステーション」の試験導入を進めている。4月からは、無償導入の条件を総戸数100戸以上に広げ、マンションへの導入を本格的に開始した。

今年に入って新型コロナの感染拡大に拍車がかかり、厚生労働省は「新しい生活様式」の買い物における実践例として、
「通販も利用」「1人または少人数ですいた時間に」「電子決済の利用」「計画を立てて素早く済ます」といった方法を推奨。非接触で買い物ができる「マートステーション」が注目を浴びた。

「次回もステーション設置を重視」3割超

クックパッドは、今年8月4日〜8月18日、マートステーションのユーザー695名にアンケートを実施。クックパッドのねらい通りの評価を得たと言える。

アンケートの結果、ユーザーの満足している点として最も多く挙げられたのは「受け取り場所が近い」。次いで「アプリで簡単に注文できる」「お店で並ばなくても買物ができる」だった。「商品の鮮度が良い」「珍しい商品が購入できる」など、クックパッドマートならではの商品ラインナップも評価されている。

また「今後、引越しをする際、本サービスがマンションに設置されていることを、どの程度重視しますか」と質問したところ、36.2%が「次回のマンション選びでステーションの設置を重視する」と回答した。

「本サービスを他の人にどの程度紹介したいですか」という質問には、71.6%が「紹介したい」と回答し、全体を通して満足度が高いことが伺える結果となった。

マートステーションを導入した三井不動産レジデンシャル株式会社市場開発部の弥富健一・イノベーション推進グループ長は「買物利便性の向上はもちろんのこと、昨今求められている宅配・非接触のニーズに応えるサービスであり、今後ますます需要が高まると考えている」とコメントしている。

マートステーションは、初期費用・毎月の運用費用・電気代がかからないといった点で、利用者の導入ハードルを下げている。一人ひとりの「防疫意識」はしばらく続きそうで、今後も利用拡大が予想される。

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