アリババ展開のLazadaが、インアゴーラならびにBEENOSと連携 越境ECで新たなサービスの展開へ

ECのミカタ編集部

東南アジア地域最大級のECプラットフォーム「Lazada(ラザダ、以下、Lazada)」は、BEENOS 株式会社(東京都品川区 代表取締役:直井 聖太、以下「BEENOS」)の連結子会社であるBeeCruise株式会社(以下「BeeCruise」)および、インアゴーラ株式会社(代表取締役 CEO:翁 永飆 所在地:東京都港区 以下「インアゴーラ」)と連携してサービスを展開することを公表した。

BEENOS(BeeCruise)との連携

BEENOSグループは、グローバルECサービスの運営や、インバウンド需要を見込んだ日本独自のコンテンツ商材の企画・開発、そして世界11カ国80社以上の企業への出資を行っている。越境EC関連サービス「転送コム」と「Buyee」においては、両サービスあわせて2200以上の国内ECサイトの海外販売をサポートしている。

そのBEENOSグループは、Lazadaと業務提携を行い、6カ国の市場に同時参入が可能となる日本企業の出店サポートをメニューとして追加した。これにより、成長市場である東南アジアでの販売の機会を増やし日本企業の可能性を拡げる一助となることを目指すとしている。それに加え、引き続き海外企業との連携も視野に、海外販売における市場の拡大を図る方針とのことだ。

インアゴーラとの連携

インアゴーラはこれまでの中国展開で培ったノウハウや経験を活かし、Lazada 認定パートナーとして日本企業のLazada旗艦店出店を運営面で総合的に支援することで、東南アジア進出をサポートするという。同時に、Lazada プラットフォーム内に「豌豆公主(ワンドウ)」の旗艦店を出店し、中国市場における自社アプリ「豌豆公主(ワンドウ)」やその他複数チャンネルでの展開に加え、東南アジアを市場に新たな販売チャンネルの確立を図り、東南アジアのお客様に日本の優れたブランドや商品を紹介するとのことだ。

以下2つの新規事業をスタートさせる。

◆1.認定パートナーとして日本企業の東南アジア進出をサポート

インアゴーラは、東南アジア最大級のECプラットフォーム「Lazada」と提携し、Lazadaのパートナーとして日本企業のLazadaへの旗艦店出店をサポートする。

◆2.Lazada内にて「豌豆公主(ワンドウ)」の旗艦店を出店

インアゴーラが運営する越境ECアプリ「豌豆公主(ワンドウ)」の旗艦店をLazada プラットフォーム内に開設する。

アリババが展開する巨大ECプラットフォーム『Lazada』

中国の電子商取引市場最大手の阿里巴巴集団(アリババグループ)が展開している東南アジア地域における最大級のECプラットフォームLazada。東南アジアという多様性に富んだ地域で、テクノロジー・物流・決済のネットワークを通じて、インドネシア、マレーシア、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナムでの事業拡大を積極的に進めている。現在、Lazadaは最も多くのブランドや企業に選ばれており、2030年に3億人のカスタマーにサービスを提供することを目指して成長を続けているところだ。

巨大なマーケット基盤を持つ東南アジアは、近年経済の急成長により消費者の購買力も増加しており、マーケットポテンシャルが非常に高い市場となっている。特に東南アジアのインターネット経済は早いスピードで成長を続けており、グーグルとシンガポールの政府系投資会社テマセク・ホールディングスが2019年に発表した、東南アジア諸国のデジタル経済に関するレポート「e-Conomy SEA report 2019」によると、電子商取引(EC)の市場規模は、2015年時点の5億ドルから2019年時点で30億ドルへ年平均成長率47%のペースで伸びており、2025年にはさらに120億ドルの市場規模へと成長が見込まれている。こうした情勢を背景に、日本の名だたる2社との提携を実施し、高まる越境EC熱をとらえ、日本とアジア地域をより深く結びつけることになりそうだ。

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