UGC活用ツールの特徴は?いろいろなUGC活用ツールを比較してみよう

ECのミカタ編集部

マーケティングにおいて、ユーザー発信のコンテンツ、すなわちUGCは見逃せないものになっています。実際、UGCで話題を集める商品も少なくないため、UGCの力をいかに活用するかが売上の成否を握るといっても過言ではありません。そこで注目を集めているのがUGC活用ツールです。今回は、UGC活用ツールの基礎知識から、そのメリット・デメリットなどについて紹介します。

UGCをスムーズに導入できる!UGC活用ツールとは

たくさんのSNSや口コミサイトなど、世の中にはユーザー発信の情報が溢れています。こうした情報をマーケティングに活用するのがUGCマーケティングです。UGCとは、User-generated-contentを省略した言葉で、消費者によって作られたコンテンツのことをいいます。たとえば、InstagramやTwitterなどのSNS、食べログや価格ドットコムにおけるレビュー投稿などがUGCの代表例です。UGCはユーザー自身が発信しているコンテンツであるため、他のユーザーにとっても親近感を持ちやすい情報となります。また、ユーザーならではの視点で商品を紹介してくれるため、企業自身が発する情報とは違った広告効果が期待できるといった特徴があります。

このように、UGC活用にはさまざまなメリットがありますが、一方でUGC活用の効果は扱っている商品のジャンルやユーザーの属性などによって大きく変わってくることがある点には注意が必要です。実際、UGC活用を導入したにもかかわらず、なかなか成果が挙げられずに途中で断念してしまうというケースも多く見られます。しかし、UGCにはさまざまな活用パターンがあり、どのような活用方法が自社製品に適しているのか、その効果を測るのは一度きりの活用ではデータが足りません。つまり、UGC活用の適切な導入には、まずUGCを収集して実際に活用し、その効果を測定して、さらには改善点をあぶり出すという一連の作業が必要になるということです。そこで利用したいのがUGC活用ツールです。

UGC活用ツールとは、企業によるUGC活用の導入をサポートしてくれるツールのことをいいます。たとえば、UGC活用においては、まずどのUGCが自社製品の宣伝に適しているかなどの視点から、活用したいUGCを探すことが先決となります。その際、Instagramの膨大なハッシュタグからひとつひとつ探していては、時間がいくらあっても足りません。UGC活用ツールを利用すれば、活用したいUGCを視覚的・直感的に検索できるなど、UGC活用が格段にスムーズになります。このように、UGC活用ツールはUGCの情報収集から活用など、一連の作業が円滑に行えるようにサポートしてくれるツールなのです。


UGC活用がスムーズに!UGC活用ツールのメリット・デメリット

UGC活用ツールを利用すれば、さまざまなメリットを得ることができます。まず、数多いUGCの検索機能を獲得できる点です。自社に適したUGCを収集することは、UGC活用の大前提です。UGC活用ツールの優れた検索機能があれば、活用したいUGCの選定に時間をかけられ、自社に最適なUGCを抽出できます。

また、収集したUGCの活用もツールを利用することによってスムーズにできます。UGCというものは、活用次第でさまざまなチャネルと紐づけすることも可能です。たとえば、自社のWebページやECサイトにUGCを表示できるようにしたり、ECサイト上に並んでいる商品とUGCを簡単に紐づけしたりなど、専門的な知識がなくてもツールを利用すれば直感的にUCGを活用することができます。

それから、効果の検証です。UGC活用ツールの中には、活用した各UGCの実績が表示される機能を搭載しているものもあります。こうした機能で実績を確認できれば、UGCによる効果検証をいち早く行うことができ、その後のUGC活用にも活かすことができるのです。ただし、UGC活用のためにツールを利用すれば、その分コストは発生します。基本料金はもちろん、機能やサポートを追加することで発生する料金もしっかり計算に入れておかなければなりません。

また、利用するUGC活用ツールによっては、自社にとって欲しい機能が備わっていない場合もあります。それだけに、どのUGC活用ツールを導入するのか、料金を含めてしっかり比較検討したうえで選択することが重要です。

さまざまなUGC活用ツールが!それぞれの特徴を見てみよう

UGC活用ツールには、それぞれ異なる特徴があります。以下、代表的なUGC活用ツールのサービス内容やサービスの特徴を紹介するので、参考にしてみましょう。

YOTPO

YOTPO(ヨットポ)は株式会社ギャプライズが提供するUGCマーケティングツールです。レビューやInstagramの写真を収集して、それをECサイト上に掲載することができます。YOTPOの特徴はその機能の利便性です。ログインせずメールからレビューをそのまま投稿できるなど、便利で使いやすい仕様となっています。世界20万サイトが導入しており、最大規模を誇るUGC活用ツールのひとつです。レビュー依頼メールやWebサイト掲載は無料で使える点もYOTPOの特徴です。有料版ではSEO対策機能が利用でき、料金は月額で83,880円(税別)~となっています。

visumo

visumoは株式会社visumoによって提供されるUGC活用ツールです。visumoでは、ユーザーやスタッフがアップしたInstagramの写真をECサイトにおいて表示できるというサービスを提供しています。ECサイトに表示した写真や動画を商品に紐づけでき、売上アップにつなげられるという点がvisumoの最大の特徴です。ファッションやコスメ、インテリアといった業界を中心に、250社以上がvisumoを導入しています。visumoの利用に関しては、月額費用1万円~となっています。

Letro

Letroはアライドアーキテクツ株式会社が提供するサービスです。自社の商品に関する写真や動画をInstagramから抽出し、InstagramやFacebookの広告バナーとして活用できるというのがletroのUGC活用サービスです。letroはFacebook広告APIと連携しているサービスであるため、UGCを収集して、利用確認の許諾を取り、そのまま自社サイトに活用できるという一連の作業を一括して行える点に特徴があります。また、ECサイトの運営に特化した機能を多数搭載している点もletroの特徴です。letroの利用料金は初期費用と月額費用で構成されますが、利用する機能やオプションによって実際の料金は異なります。詳しい料金が知りたい場合はletroに問い合わせてみましょう。

groove

grooveはSNSマーケティング支援を行う株式会社BOKURAが提供するSNS投稿自動収集ツールです。grooveの特徴は指定のハッシュタグを設定することで、ユーザーの投稿を自動的に収集できるところにあります。Webサイトに掲載する際も、タグを貼るだけで良いので便利な仕様となっています。タグの掲載は「公開」「非公開」ボタンでコントロールできるなど、検閲操作が簡単にできる点も特徴です。ユースキン製薬やatreなど、数多くの企業がgrooveの導入によってSNSとの連動に成功しています。料金は初期費用が15万円(税別)、月額費用が10万円(税別)となっています。

OWNLY

OWNLYはスマートシェア株式会社が展開するSNSマーケティングエンジンです。OWNLYはインフルエンサーとの連携強化に力を入れており、インフルエンサーの発見やアンバサダー化をサポートしてくれます。SNSによる投稿ユーザーから気になったアカウントを保管し、アンバサダー候補のメンバーをリスト化することなども可能です。インフルエンサーをアンバサダー化することによって、自社製品のマーケティングの可能性が広まり、さまざまなイベントやキャンペーンにつなげることもできるようになります。HISやキリンなどは、OWNLYを通じたUGCを数多く紹介しており、そのほかさまざまな企業がOWNLYを導入しています。また、OWNLYは初期費用がかからないという点も特徴的です。月額費用はオプションなどによって5~30万円となっています。

UGCは欠かせない!ツールを利用して販促につなげよう

SNSから爆発的に売れる商品が増える中、今やマーケティングにおいてUGCの活用は必要不可欠なものだといえます。ただ、UGCの活用はある程度の知見がないと難しく、また情報の正確性や権利侵害といった問題も付きまといます。UGC活用ツールは、そうした問題を一括して解決できるツールです。UGCをうまく活用したい、ECサイトとSNSを連動して売上につなげたいなら、ぜひUGC活用ツールの利用を検討してみましょう。


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