[Qoo10調査]コロナ禍での消費意識を調査 女性の「自分へのご褒美」予算は平均約2万円・ネットセール利用意向は7割以上

ECのミカタ編集部

インターネット総合ショッピングモール「Qoo10」を運営するeBay Japan合同会社(本社:東京都港区、代表取締役:ヘンリー チュン)は、全国の20~30代の会社員女性500名を対象に、「年末の自分へのご褒美と買い物に関する調査」を実施し、その結果を公表した。ここではその概要についてポイントを絞って見て行く。

調査概要

調査期間:2020年10月23日(金)~10月28日(水)
対象:全国の、20代~30代の会社員女性500名
調査方法:インターネット調査
調査会社:株式会社ネオマーケティング

コロナ禍で「自分は頑張った」と思う女性7割以上

コロナ禍で「自分は頑張った」と思う女性7割以上

今年は新型コロナウイルスの影響で、誰も予想しなかったような生活に一変した。そんな2020年も残りわずかとなった今、コロナ禍という特殊な状況で「1年間自分は頑張った」と思うか聞いている。

その結果「とてもそう思う」「そう思う」「どちらかというとそう思う」を合わせて76.4%の女性が「頑張った」と回答。

その理由については、「外出を控えた」など制限された生活の中でも、それに柔軟に対応し頑張ったという声が多くあがった。また、家にいることで家族への料理を作る機会が増えたことや仕事で収入が下がりつつも頑張ったという声も寄せられた。

一方、「全くそう思わない」「そう思わない」「どちらかというとそう思わない」と回答した方の理由としては、「外出自粛はしたが、だらけてしまった」といった、外出自粛によって起こる問題についての意見もあった。

がんばった自分に「ご褒美をあげたい」約6割

コロナ禍という状況で「1年間自分は頑張ったと思う」と答えた76.4%の女性に、自分自身へのご褒美を買いたいか質問したところ、6割以上の女性が「ご褒美を買いたい」と考えていることが分かった。

毎年自分へのご褒美を買っている女性が8.2%、時々買っている女性33.4%を合わせて41.6%と比較すると、今年はご褒美を買いたい女性が多くなっていることが判明。

その中で、年末に自分自身へのご褒美として何を買いたいか調査したところ、1位は「食品」(39.5%)という結果に。その後、「アウター」(27.0%)、「バッグ」(23.6%)、「スキンケア商品」(21.9%)という回答が続いた。他にも「靴」「トップス」「ボトムス」にも10%以上の票が集まり、食品以外だと、ファッションアイテムなどの衣料品や化粧品を買いたいと思っている女性が多いことが判明した。

続いて衣料品や化粧品を買いたい方にその理由を聞いたところ、半数近くの女性が「普段は買うのを我慢しているから」(47.8%)と回答。続いて、「普段買うタイミングがないから」(27.5%)、「クリスマスや冬の新作を手に入れたいから」(23.2%)という結果になった。

「ご褒美」の予算は約2万円、セール活用意向も

「ご褒美」の予算は約2万円、セール活用意向も

自分自身へのご褒美を買いたいと思っている女性に、その予算について調査したところ、平均は1万9636円という結果になった。最大の金額として20万円と回答する女性もいた。

自分自身への「ご褒美」に奮発する女性が多いことが分かったが、年末セールを活用して「ご褒美」を買いたいか質問。
「とてもそう思う」「そう思う」「どちらかというとそう思う」を合わせて、82.4%と8割以上の女性が年末セールを活用したいと考えていることが明らかとなった。

続いて、年末セールを活用して自分自身への「ご褒美」を買いたいと考えている女性に、今年の年末セールではネットショッピングを利用する予定か聞いたところ、「する予定」「どちらかというとする予定」をあわせて76.6%の女性が年末セールを利用する予定ということが判明した。

半数以上の女性が2021年「新しいファッション・美容に挑戦したい」

半数以上の女性が2021年「新しいファッション・美容に挑戦したい」

次に激動の2020年を経て、2021年に新しいファッションや美容に挑戦したいか調査した。
結果、「とてもそう思う」「そう思う」「どちらかというとそう思う」を合わせて、ファッションは53.6%、美容は55.8%の女性が挑戦したいと回答。ファッション、美容それぞれに大差はなく半数以上の女性が「挑戦したい」と答えていた。

具体的にどんなスタイルやアイテムに挑戦したいか掘り下げてみると、ファッションでは「今までに挑戦したことのないファッション」「年相応なファッション」「大人っぽいファッション」といった様々な意見が寄せられた。

挑戦したいアイテムについてはアクセサリーや帽子など、小物に関する声が集まった。美容については「美白」「透明感のある肌」を目指すためにスキンケアを変えたいなどといった、肌に関する声が多く寄せられた。

消費意欲は依然ECへ

新型コロナウイルスによる感染拡大の影響は、まだまだ先の見えない状態が続いている。
国内においても「感染第3波」とも言われる感染拡大の波に見舞われる中、それぞれにおいて我慢を強いられる状況も続いている。

今年の年末セールではネットショッピング利用を考える人が7割を超しているというデータも得られた。今回の調査結果からは、人々の消費意欲がEC利用へと向かう状況が、しばらく続くことが示された。

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