インスタフォロワー数100万人超の「Little Rooms」が総額5,000万円の資金調達を実施

ECのミカタ編集部

株式会社and(本社:東京都目黒区、代表取締役:平 貴衣)は、総額5,000万円の第三者割当増資を実施したことを公表した。

製造体制の強化・商品ラインナップ拡充などに使用

ライフスタイルブランド「Little Rooms(リトルルームス)」を運営する株式会社andは、W ventures / East Ventures / 中川 綾太郎氏(株式会社newn 代表取締役CEO)/ 片石 貴展氏(株式会社yutori 代表取締役)を引受先とし、総額5,000万円の第三者割当増資を実施したことを公表した。

なお、同社はこれまでに、East Ventures / 柳澤 安慶氏(株式会社ファンコミュニケーションズ 代表取締役社長)を引受先とする第三者割当増資を実施しており、日本政策金融公庫からの融資を含めて累計調達金額は8,500万円となった。同社は、今回調達した資金について、「Little Rooms」の商品製造体制の強化および商品ラインナップ拡充などに使用するとしている。

インスタアカウントのフォロワーが100万人超に

Little Roomsは、「小さな幸せ、愛おしい暮らし」をコンセプトに、インテリア雑貨の販売やメディアの運営をおこなうライフスタイルブランドだ。2018年よりインスタグラムで部屋づくりのアイデアや家での過ごし方を提案するメディアの運営を開始。現在、運営する3つのインスタグラムアカウントの合計フォロワーは100万人を超えるまでに成長した。

「誰かのためではなく、自分のための時間や空間を整える」という理念をベースに、メディア運営で培ってきたコンテンツ作成という強みを生かし、購入したその先のライフスタイルまで提案する販売スタイルでファンを獲得してきた。その上で同社は、住空間を整えたいというユーザーのニーズを、情報だけでなくモノの面からもサポートすべく、2019年6月からECサイト「Little Rooms」の運展開をしている。

投資家コメント

W ventures東 明宏氏

株式会社andが運営するインスタアカウント「Little Rooms」「make my room by Little Rooms」「in my room by Little Rooms」は合計フォロワーが100万人を超えており、インテリア領域で日本屈指のユーザー数を誇ります。女性向けのインテリア領域、ライフスタイル領域のプラットフォームとして、益々の成長を期待するとともに、平さん、佐藤さんをはじめとした、若く、感性の鋭い、コンテンツづくりに長けたチームと仕事をするのがとても楽しみです。

East Ventures 大柴 貴紀氏

平さんと初めてお会いしたのがもう2年半前。「make my room by Little Rooms」(当時はand home)を紹介されて、「これは良い」と思った。そして、ずっと熱っぽくサービスのことを語る平さんという起業家にとても好感を持ったのを覚えている。圧倒的熱量でアクセルをベタ踏みする平さんと、圧倒的熱量を内に秘め、上手く全体のバランスをとる相棒の佐藤さん。この二人ならばサービスをもっと大きくして、多くの人にその価値を届けることができるはずだと思った。今回新たに株主に加わってくれた皆さんも心強い方ばかり。これからもっと楽しみだ。

株式会社newn 代表取締役CEO 中川 綾太郎氏

創業メンバーの2人は、ユーザーとプロダクトに本気で向き合うマインドや、トレンドを生み出す感性と編集力、愚直にやり切る不器用さという強い武器を持っています。彼らの好きという想いとユーザーの声から創られる日々の小さな幸せが、無くてはならない大切なモノとして広がってく未来が楽しみです。
元チームのメンバーの挑戦を株主として一緒に進めることはとても嬉しく、全力で応援していきます!

株式会社yutori 代表取締役 片石 貴展氏

創業初期から仲良くさせてもらっている株式会社andに投資ができて本当に嬉しいです。ユーザーさんの、誰かに自慢するでもなくこっそりと暖めた小さな好きを、大切にする姿、いつも尊敬しています。自分たちの信念を正しい形で貫くことが、会社の長期的な発展につながると言うことをyutoriも一緒に証明していきたいです。

株式会社ファンコミュニケーションズ 代表取締役社長 柳澤 安慶氏(既存株主)

株式会社andの魅力は、インスタのフォロワー数が多いことでも、人気のインテリア雑貨を産み出すことでもありません。平さんをはじめとした創業メンバーが、ネットメディアを通じて、自分たちの好きをみんなの好きに変えることができる仕組みを持っているところです。もし、ネット以前に存在した雑誌や通販といった概念を再定義できるとしたら、株式会社andのような企業だと思います。

多くの人に「小さな幸せ」を

同社代表取締役 平 貴衣氏は次のように述べている。

“Little Roomsは暮らしの中にある「小さな幸せ」をたくさんの人に届けたいという強い思いからスタートしました。私たちが提案する「小さな幸せ」とは、他者のために何かを生み出すことや、他者がいて初めて成り立つものではなく、自分のために、自分を取り巻く暮らしをより豊かにするという、究極のセルフケアだと思っています。

一人暮らしの方だけではなく、家族と暮らしている方も含め、どんな人にも自分だけが心落ち着ける空間や時間が必要なのではないでしょうか。コロナ禍で暮らしの大切さが再認識されているなかで、これまでしてきたように、一人一人と向き合い、価値を届けられるように進み続けていきたいと思います。

まだまだ道半ばではありますが、その道のりの途中で、私たちの思いを尊重し共に歩んでくれる株主の皆さまにお力添えいただけたことを、とても嬉しく、心強く思います。今回の資金調達をもって、より多くの方に小さな幸せを届けられるよう、安定的な供給体制の整備を含め、ラインナップの拡充や、新商品の企画開発も積極的に行ってまいります”

また同社では、資金調達の背景と目的として次のように述べている。

“これまで自社メディアのグロースによって、主にミレニアル世代の単身女性における「部屋を自分好みに整えたい」というニーズを顕在化させ、そのニーズを満たせるような商品や情報を提供してまいりました。

昨年以降、新型コロナウイルスの感染拡大により「おうち需要」が拡大。Little Roomsでも、入荷した商品が即日完売となるケースも多くなり、住空間を整えることへの意識の高まりを感じています。また、これは一過性のブームではなく、住まい方や年代を問わず今後も長く続いていくものだと確信しています。

この度の資金調達により、住まい方や年代の垣根を超えてより多くの方にLittle Roomsの提案する「小さな幸せ」をお届けすべく、
1. 商品製造体制の強化
2. ユーザーニーズに応えるオリジナル商品の企画
に注力してまいります”

商品そのものだけではなく、ライフスタイル、そしてそれを通した「小さな幸せ」にフォーカスして多くのファンを獲得してきた同社。リアルだけではなくECを通してそのコンセプトをユーザーと共有することは、けして容易ではないが、同社の取り組みは、大きな成果を生み出している。今回、新たな資金調達を実施したことにより、製造体制の強化や商品ラインナップ拡充がなされることになり、それによって、より多くの人に「小さな幸せ」が届けられることになりそうだ。

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