「父の日ギフト」もECで ポケットマルシェが調査結果を公表
産直アプリ「ポケットマルシェ」を運営する株式会社ポケットマルシェ(本社:岩手県花巻市、代表取締役:高橋 博之)は、父の日の商品販売動向をまとめ、その結果を公表した。ここではその概要についてポイントを絞って見ていく。
コロナ禍の中、産直アプリの利用が増加
全国の農家や漁師などの生産者と消費者をつなぐ国内最大級の産直アプリ「ポケットマルシェ」を運営する株式会社ポケットマルシェは、父の日の商品販売動向をまとめた。同社は、コロナ禍で外出自粛が呼びかけられ、帰省が困難になっている中、産直アプリを使って贈り物をする傾向が高まっていることがわかったとしている。
「父の日」の検索回数は2020年が過去最高に
産直アプリ上で「父の日」の注目度が上昇し、魚介類の売れ行きが好調であることが調査から明らかとなったようだ。また、ポケットマルシェ内における「父の日」のキーワード検索回数は、2020年が過去最高となり、前年比33.9倍となった。
2020年の父の日は、マグロ・サーモンなどが入ったおつまみ6種セットや、五島列島の岩牡蠣、紅ズワイガニといった魚介類の売れ行きが好調だった。父の日期間中におけるギフト商品の売上に占める、魚介類の売上比率は49%となった。
「母の日」の検索回数は2021年に過去最高に
ポケットマルシェ内における「母の日」のキーワード検索回数は2021年が過去最高となり、前年比1.4倍となった。新型コロナウイルス感染拡大前の2019年と、感染拡大後の2020年のキーワード検索回数を比較すると、82.4倍に増加していた。同社は、このことからも、コロナ下で親に産直食材の贈り物をする傾向が顕著になったと考えられるとしている。
父の日ギフトにおすすめの産直食品を出品
調査結果にあるように、ECを通しての贈答が浸透しており、検索動向をみても父の日のプレゼントの購入意向が高まっていることが、ここでも示唆されている。また同社によれば、ポケットマルシェには「ポケマルで贈る【父の日ギフト】」というタグがついた日本酒やビール、酒の肴などの商品が、約65品出品されているとしており、コロナ禍における父の日の贈答用商品の動向も探ることができそうだ。