BASE、実店舗とECの商品在庫の一元管理ができる新機能「スマレジ在庫連携 App」をリリース

ECのミカタ編集部

BASE株式会社(所在地:東京都港区、代表取締役CEO:鶴岡 裕太 以下:「BASE」)は、同社が運営するネットショップ作成サービス「BASE(ベイス)」が、株式会社スマレジ(本社:大阪市中央区、代表取締役:山本博士 以下:「スマレジ」)が運営するクラウドPOSレジ「スマレジ」とサービス連携したと発表した。

またそれに伴い、実店舗とECの商品在庫を一元管理できる「スマレジ在庫連携 App」がリリースされた。

商品在庫を一元管理できる「スマレジ在庫連携 App」

「スマレジ在庫連携 App」は、ネットショップ作成サービス「BASE」加盟店を対象に提供する拡張機能「BASE Apps」の新機能で、実店舗とネットショップで商品販売をしている場合、商品在庫の一元管理をすることができる。

本機能を利用することで「BASE」加盟店は、実際の在庫数以上の商品数量を売ってしまう「売り越し」や、実際には在庫があるにもかかわらず販売できない「売り逃し」など商品在庫の把握が乱雑になってしまうために起こる事態を防ぎ、業務効率化を図ることができる。

売り越しや売り逃しを防止してショップ運営をスムーズに

BASEは今回、加盟店のスムーズなショップ運営をサポートすることを目的に、本機能の提供を開始した。

これまで、実店舗とネットショップで同じ商品を販売している加盟店では、販売チャネルごとに商品在庫を管理する必要があり、売り越しによるキャンセル対応などの業務増加や売り逃しによる機会損失などが起こるケースがあった。

そこで、こうした課題を解消するために、在庫管理機能を保持し、iPadなどのタブレットを利用したクラウドPOSレジ市場で小売やアパレル、飲食店など幅広い業界へ導入実績のある「スマレジ」との連携に至ったという。

「スマレジ在庫連携 App」機能概要

提供開始日: 2021年6月23日(水)
URL: https://apps.thebase.in/detail/122
対象: 「BASE」加盟店

用途に合わせて選択できる3つのプランすべてにおいて、30日間の無料お試し利用ができる。また、ベーシックプラン・スタンダードプランでは、「BASE」の売上を「スマレジ」に反映させ、売上を一元管理もすることも可能だという。

実店舗とECで同じ商品を販売している事業者の場合、販売チャネルごとの在庫管理が煩雑になる。BASEの出店者は中小事業者が多く人的リソースが限られていることもあり、販売チャネルごとの在庫管理が売り越しや売り逃しにつながっていることも多々あるのが現状だ。

売り越しや売り逃しは当然、EC事業者だけでなく、「欲しい商品が買えない」という点で消費者にとってもデメリットが大きい。今回のスマレジとの連携は、EC事業者と消費者双方にとって、より快適なEC環境をもたらす結果になりそうだ。

ECのミカタ通信21号はこちらから


記者プロフィール

ECのミカタ編集部

ECのミカタ編集部。
素敵なJ-POP流れるオフィスにタイピング音をひたすら響かせる。
日々、EC業界に貢献すべく勉強と努力を惜しまないアツいライターや記者が集う場所。

ECのミカタ編集部 の執筆記事