デジタルコンテンツ決済に新たな可能性 atoneがクレカを持たない若年層のニーズに対応し、売上・新規ユーザーともに20%増加

ECのミカタ編集部

株式会社ネットプロテクションズ(所在地:東京都千代田区、代表取締役社長(CEO):柴田 紳)が提供するカードがいらない後払い決済「atone(アトネ)」(以下「atone」)は、既存の後払い決済では対応できなかったデジタルコンテンツ事業者でも導入が可能な新しい後払い決済だ。

今回、国内50万人の美容師市場において10%の利用者率を誇る日本最大級のオンライン学習サービス『HAIRCAMP』を運営する株式会社HAIRCAMPが「atone」を導入し、導入後の成果についての情報を公開した。

atone × HAIRCAMP

株式会社HAIRCAMP(以下HAIRCAMP)は、世界で活躍する一流の美容師・ヘアメイクアーティスト・カラーリスト等から学べる、ユーザー参加型のオンライン学習サービス『HAIRCAMP』を2017年より運営されている。『HAIRCAMP』は、国内50万人の美容師市場において、10%の利用者率を誇る日本最大級のオンライン学習サービスだ。

バラエティ豊かな100名以上の国内トップスタイリスト講師と500以上の豊富な教材によるレッスン数は累計100万回を超え、多くの美容師が利用している。近年では新たにオンラインサロンのシステムの提供を開始し、個人の美容師が自由に学びを発信できる場としても活用されている。

また「atone」は、スマホひとつで買い物できる、クレカがいらない後払い決済サービスだ。一般のユーザーは、ネットで会員登録をすれば誰でもすぐに使える。利用代金は、まとめて翌月払いが可能。利用代金の0.5%のポイントがもらえて、代金の値引きに使える。

事業者(EC・実店舗)は、業界最安水準の 1.9%+30円~ の手数料で利用可能。ネットショッピングにおける約20%の後払いニーズに応えて売上を向上したり、実店舗の現金決済ニーズはそのままに新しいキャッシュレス体験を提供することができる。

HAIRCAMPでの「atone」導入について

◆導入の背景

デジタルコンテンツへの後払い提供は、「atone」開発当初からの思いだったという。同社では、電子コミック事業者を中心に、デジタルコンテンツ事業者への実証実験を進めており、導入店舗を徐々に増やしてきた。

今回のHAIRCAMPでの導入は、過去「atone」がサービスを提供してきたデジタルコンテンツ事業者の中において、購買単価帯が高い事例となったようだ。このような価格帯であっても、一定の成果の提供とリスク管理が正常にできることを示すことができ、今後の後払い事業の可能性の幅を広げていく上で、非常に価値が高い取り組みだとしている。

◆HAIRCAMPの「atone」導入時の課題

クレジットカードを持っていないユーザーに対応できておらず、決済手段の拡充に関する問い合わせが予想以上に多かった。またキャリア決済やID決済を検討したものの、手数料や利便性の観点で見送っていた。

◆atone導入の決め手

[ユーザーニーズへの合致度]
・カードを利用しない/できないユーザーのニーズに対応できる。
・ハウスポイントに加えNPポイントも貯まるため、お得にサービスを利用できる。

[導入コスト、ランニングコストの低さ]
・他決済と比較して初期導入の工数が少ない。
・デジタルコンテンツ向けの他決済と比較しても、手数料が安価であった。

◆atone」導入の成果

・atone利用の増加分で売上20%増加
・atone経由で新規ユーザー20%増加
-カードを持たないがHAIRCAMPを利用したいユーザー(特に18歳~24歳)を取り込み、売り上げ増加と新規ユーザーの取り込みに寄与。
・さらに利用体験もスムーズなため、ユーザーの途中離脱も防ぐ事ができる。

デジタルコンテンツ決済に新たな可能性

既存の後払い決済は、住所情報の取得が必須であるため、住所情報の取得が必須ではないデジタルコンテンツサービスとの相性が悪かった。一方で、会員登録制サービスの「atone」は、住所情報を事前に保持した状態でサービスを提供できる新しい後払い決済であるため、デジタルコンテンツであってもサービスの提供が可能となった。今後ECを起点とした幅広いサービスへの導入へも期待がかかるところだ。

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