ユーザーの体系を把握し分析できる アパレル課題発見ツール『unisizeDX』の提供を開始

ECのミカタ編集部

株式会社メイキップ(東京都新宿区、代表取締役:柄本 真吾、以下「メイキップ」)は、同社が展開するアパレルEC向けサイズレコメンドエンジン「unisize」に蓄積されたユーザー体型データや、ECサイトでの試着行動データ、購入データを活用した課題発見ツール「unisizeDX」の提供を開始した。

7月19日より提供開始

メイキップ社は、同社が展開するアパレルEC向けサイズレコメンドエンジン「unisize(ユニサイズ)」に蓄積されたユーザー体型データや、EC サイトで
の試着行動データ、購入データを活用した課題発見ツール「unisizeDX(ユニサイズ ディーエックス)」の提供を7月19日(月)より開始した。

同ツールは、unisizeを導入したECサイトであれば無料で利用することができ、アパレル企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)を支援するものとなっている。unisizeは、ネットで洋服を買うときに、より身体に合ったサイズを推奨するレコメンドエンジンだ。

国内外の洋服ブランドを対象に多量な洋服サイズを有し、入力されたユーザーのお気に入りブランド、サイズ、身体情報、特徴を元に最適なサイズを推定する独自のアルゴリズムでレコメンドを提供する。EC利用者は、身体に合う洋服や身体の特徴など、最短1分の簡単なアンケートに答えるだけで、メジャーで測ることなく自分に合ったおすすめのサイズを確認することができる。

商品・サービスや販売促進の見直しに活用できる

商品・サービスや販売促進の見直しに活用できる

「unisizeDX」は、ECサイトを展開するだけでは把握しづらかったEC サイト訪問者のユーザー体型を知ることができるだけでなく、商品やサービス、販売促進の見直しに活用することで、売上改善や在庫最適化を図り、アパレル企業のDX推進を支援するものだ。

同ツールは、先述のようにunisizeを導入しているECサイトであれば無料で利用できる(※一部有料コンテンツを含む)。シンプルかつ直感的なユーザーインターフェースが特長で、手持ちのPC にソフトウェアをインストールする必要がなく、インターネットが接続できる環境において、ウェブブラウザ上で利用できる。近年急速に広がる在宅勤務などのテレワーク環境においても利用可能だ。

フィッティング数4.5億回、累計1,000万ID

同社では公表に際して次のように述べている。

「昨今の巣ごもり消費ニーズといった社会情勢の影響を受け、unisizeを利用するユーザーも急増し、フィッティング総数が4.5億回を超え、ご利用いただくユーザー数も累計1,000万IDを突破するに至り、膨大なデータが蓄積されてまいりました。unisize では従来よりユーザーの体型データや、購入データを蓄積することで、サイズレコメンドの精度向上に活用してきましたが、この度、データの活用範囲を大幅に広げ、unisizeDXの管理画面から各データを用いた分析結果を閲覧できるようになりました」

このように、unisizeDXによってunisizeを利用することで蓄積されたビッグデータを元に、様々な分析データを管理画面から閲覧することができるようになった。同社は今後について、従来のECサイトにある機能だけではなかなか把握しづらい、ユーザー体型データなどを分析に用いることで、企業のDX推進を支援し、様々な分析指標を提供できるようサービス開発を続けるとしており、これからの展開にも注目と言えそうだ。

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