スマホ決済利用率のトップは「PayPay」で46.1%、QRコード決済の認知は94.2%

ECのミカタ編集部

MMDLabo株式会社(東京都港区、代表取締役:吉本浩司)が運営するMMD研究所は、18歳~69歳の男女45,000人を対象に2021年7月1日~7月5日の期間で「2021年7月スマートフォン決済(QRコード)利用動向調査」を実施。その結果を公表した。

普段の支払い方法は「現金」が最多

18歳~69歳の男女45,000人を対象に、普段の支払い方法について聞いたところ(複数回答可)、トップは「現金」で86.0%、次いで、「クレジットカード」が71.1%、「スマホ決済(タッチ式、QRコード式含む)」(以下スマホ決済)が52.1%という結果となった。

年別比較で見ると、2021年1月に比べ最も増加した支払い方法は「スマホ決済」で10.9ポイント増加。最も減少した支払い方法は「現金」で4.8ポイント減少していた。また、コロナ禍以前の2020年1月と比較すると、「カード型の交通系電子マネー」が最も減少しており、6.9ポイントの減少幅となっている。

QRコード決済の認知は94.2%、現在利用は35.3%

QRコード決済の認知・利用状況について聞いたところ、最も多かったのは「現在利用している」で35.3%であった。次いで、「だいたいどんなものか分かるが、利用したことはない」が18.1%、「利用したことはあるが、現在は利用していない」が15.5%となった。

これをファネル分析で見てみると、「認知」は94.2%、「内容理解」は73.2%、「利用経験」は50.7%となる。

最も利用しているQRコード決済は「PayPay」

QRコード決済を現在利用している人(n=23,406)に、最も利用しているQRコード決済サービスについて聞いたところ、トップが「PayPay」で46.1%、次いで「d払い」が16.9%、「楽天ペイ」が14.8%という結果になった。

2021年1月と比較すると「PayPay」が3.0ポイント、「au PAY」が1.3ポイント増加し、「d払い」が1.3ポイント、「楽天ペイ」が0.6ポイント減少している。

また、最も利用しているQRコード決済サービスをいつから使い始めたか聞いたところ、「2020年1月~6月」が14.1%と最も多く、次いで「2021年1月以降」が12.0%、「2019年7月~12月」が11.2%という結果となった。

利用検討中のQRコード決済上位は「PayPay」「楽天ペイ」「d払い」

QRコード決済の利用を検討していると回答した人(n=4,741)に対して、最も利用を検討しているサービス名を聞いたところ、トップが「PayPay」で20.9%、次いで「楽天ペイ」が18.4%、「d払い」が14.3%という結果となった。

今回の調査の結果から、やはり王者PayPayが独走を続けており、利用を検討している人の割合もトップであったことから、この傾向は今後も続くとみられる。

一方、PayPayは2021年10月に決済手数料の有料化を控えており、導入店舗にとっては新たな手数料負担が生じることになる。PayPayの導入店舗は中小事業者も多いことから、10月以降、既存のPayPay加盟店がどのような対応を取るかに注目だ。

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