楽天市場のスマホ対策サービス「EC-UP」、無料期間を90日間に延長した「コロナ特別枠」を開設
ネットショップの自動運営化サービスを提供するECデータバンク株式会社(所在地:千葉県柏市、代表取締役:島野和幸)は、コロナ禍で売上が減少したショップ向けに、無料利用期間を大幅に延長した「コロナ特別枠」を開設。新規登録受付を開始したと発表した。
コロナ禍で悪影響を受けたショップも
2020年に表面化した新型コロナウイルス感染症の拡大はEC業界にも大きな影響を与え、その影響は今も続いている。
マスクや除菌系商品、あるいは巣ごもり需要による室内向け商品など、好影響を受けたショップがある一方で、アパレル系など外出機会の減少による悪影響を受けたショップも少なくない。
◆好影響があったとされるジャンル
・室内向け商品(おうち時間を楽しむための商品)
・日用品(マスク)
・医薬品(消毒液)
・PCやオフィス用品(リモートワーク関連)
◆悪影響があったとされるジャンル
・アパレル(お祭り・海水浴・パーティ・冠婚葬祭などの外出機会の減少)
・その他イベントグッズ(イベント自体の中止)
無料期間を大幅に延長した「コロナ特別枠」の開設
EC業界におけるコロナ禍の影響は今後も続くとみられ、死活問題となっているショップも存在する。
こうした状況を踏まえ、同社では、売上減少に悩むショップ向けに無料期間を大幅に延長した「コロナ特別枠」による新規登録受付を開始した。今回の「コロナ特別枠」の開設は、EC全体の売上回復をサポートし、EC業界を盛り上げることが目的だという。
EC-UP「コロナ特別枠」新規登録受付の概要
◆コロナ特別枠による新規登録の特典
通常30日間の無料トライアル期間を、90日間に延長する。
◆申込対象ショップの条件
2020年3月〜2021年8月にかけての売上の月平均が、2019年比で減少している、楽天市場のショップ
※ショップ内の取扱商品数が2万までのショップが対象
◆申込期限
2021年9月30日(木)
◆申込方法
新規登録時にて「コロナ特別枠申し込み希望」にチェックを入れる。
▼コロナ特別枠の詳細
https://ec-up.jp/covid19_20210831/
商品ページの回遊率や転換率を向上
2020年の最初の緊急事態宣言以降、さかんに「コロナ禍でのEC需要が増加」が言われるようになった。EC市場全体ではコロナ禍の追い風を受けていると言えるが、扱う商品カテゴリー等によって、明暗が分かれているのも事実だ。
同社が提供する「EC-UP」は、楽天市場に出店しているショップ向けに提供するサブスクリプション型のクラウドサービスで、スマートフォン商品ページ(楽天市場アプリ含む)の回遊率や転換率を高め、ショップの売上アップに貢献しているという。
こうした施策が、少しでも売上減少に悩むショップの助けになることを願うばかりだ。