BASEとTikTokが提携開始 BASE管理画面から直接TikTok広告を出稿できるように

ECのミカタ編集部

BASE株式会社(所在地:東京都港区、代表取締役CEO:鶴岡 裕太 以下 BASE)が運営するネットショップ作成サービス「BASE(ベイス)」は、ショートムービープラットフォーム「TikTok(ティックトック)」と提携したことを公表した。

集客&販促を円滑に

BASE社が運営するネットショップ作成サービス「BASE」は、ショートムービープラットフォーム「TikTok」と提携したことを公表した。今回の提携により、「BASE」加盟店が「TikTok」を活用したネットショップへの集客、販促を円滑に行えるようになることを目指すとしている。

TikTokを活用したインタラクティブな体験を提供

TikTokを活用したインタラクティブな体験を提供

今回の提携について、TikTok For Businessリーダー、手塚孝氏は次のようにコメントしている。

「EC需要の急速な高まりにより、今後さらに競争激化が予想される中、TikTok For Businessは本格的にEC連携を強化してまいりました。2021年に実施したTikTokユーザー調査によりますと、TikTokユーザーは、他の主要プラットフォーム3社のユーザーの平均と比較すると、コンテンツをより積極的、主体的に視聴していることがわかりました。このユーザーのコンテンツ視聴時の積極性ならびに主体性は、ユーザーのコンテンツ視聴以外の行動にも影響を与えており、『TikTok内で紹介された商品・サービスを購入したことがある』と回答したTikTokユーザーも明らかに増加傾向にあります。この度の『BASE』との提携により、『BASE』を利用する事業者には、広告を初め、TikTok For Businessのソリューションをご活用いただくことでビジネスの成長の機会を提供し、TikTokユーザーには、新たな『サービス』や『商品』との出会いを提供していきたいと考えます」

BASE株式会社執行役員VP of Productの神宮司誠仁氏は、次のようにコメントしている。

「個人やスモールチームがご自身のブランドや商品を広めるために、ソーシャルメディアの活用が進んでいます。『BASE』をご利用のショップオーナーについても、約9割がショップのPRや販促のためにSNSやプラットフォームなどを活用されている状況です。『TikTok』と『BASE』のシームレスなプラットフォーム連携により、『BASE』を利用する個人やスモールチームが『TikTok』を活用したインタラクティブな体験をファンに提供することができるようになります。本提携を通じて、ショップオーナーの集客や販促に貢献できることをとても嬉しく思っています!」

BASE管理画面から直接TikTok広告を出稿できるように

誰でも手軽にオリジナルのネットショップを作成できる「BASE」は、160万を超える個人やスモールチームが利用している。作成したショップへの集客は、ショップオーナー自身が行う必要があるが、「BASE」では、ショップへの集客や販促をサポートする機能の提供に積極的に取り組んできた。

昨今、個人やスモールチームがブランドの認知や顧客の獲得に「TikTok」を活用するケースが増えており、その勢いはますます加速している。また「TikTok」のユーザー数は増加傾向が続いており、ユーザー層も若年層だけでなく、幅広い層へと拡大している。

今回の提携により、160万もの「BASE」加盟店が、「BASE」の管理画面から直接TikTok広告を出稿できるようになった。さらに今後、TikTokを活用したネットショップの集客や販促を円滑に行うことができるプラットフォーム連携を実施する予定とのことで、これからの展開にも注目と言えそうだ。

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