ecbeing、クッキーレス時代に対応したFacebook&Instagram広告対応のコンバージョンAPI標準オプションの提供開始

ECのミカタ編集部

株式会社ecbeing (イーシービーイング 本社東京都渋谷区、代表取締役社長:林 雅也、以下「ecbeing」)は、ECサイト構築パッケージ「ecbeing」でFacebookやInstagram広告に対応したコンバージョンAPI(以下CAPI)の標準オプション化を公表した。

本格的クッキーレス時代に突入

コンバージョンAPI(CAPI)とは、Facebook社による、クッキーレス時代に対応した広告計測・最適化ソリューションで、顧客のアクションや属性情報をFacebookのサーバーに直接共有するためのビジネスツールだ。

従来FacebookやInstagramの広告には、広告主のウェブサイトに「Facebookピクセル」と呼ばれるタグを埋め込み、それがブラウザ上で作動することで、広告プラットフォームに連携される仕組みだった。

しかし今後は、本格的なクッキーの利用制限が各メディアでかかり、データが送られなくなると、連携がうまくいかなくなりマーケティングパフォーマンスが悪化する恐れがある。

月額利用料の無償プランも用意

月額利用料の無償プランも用意

そのような状況を受け、次世代のマイクロサービス「ConnectiveService」を活用したCAPI連携ecbeingでは各サービスのマイクロサービス化を推進している。その中で、次世代のマイクロサービスとして、今回のCAPI連携を皮切りとしたConnectiveServiceを開発、CAPIを第一弾の連携先としてリリースすることとなったのだ。

ConnectiveServiceを活用することで、既存のecbeingユーザーでも最新の連携を実装することができる。また、連携するサービスを今後さらに広げていくことにより、さまざまな外部サービスとの接続がConnectiveServiceを経由して一元的に可能となる。

ConnectiveService-CAPIオプションの利用料だが、今回のCAPIの連携に関して、ecbeingが広告運営を支援している事業者に関しては月額利用料の無償プランが用意されているという。

クッキーレス時代に先手

クッキーレス時代に先手

ECサイト構築パッケージソフト「ecbeing」は、1999年のサービス販売開始以来、大手や中堅企業を中心に1400サイト以上の導入実績があるECのパッケージシステムで、国内トップシェアを誇る総合ソリューションだ。

「ecbeing」は業種や業態を問わず、戦略立案から、デジタルマーケティング、サイト制作、システム構築、運用、データセンターまでワンストップで提供が可能だ。

今回、2023年に予定されているクッキーレス時代に先手をうち、ecbeingでは継続的な広告の運用をサポートする為に、CAPIの標準オプション化を実施することとなり、EC分野における新たな時代のデジタルマーケティングを後押しすることになりそうだ。

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