EC構築プラットフォーム「w2Commerce」「リピートPLUS」、 PayPay決済やキャリア決済の継続課金が可能に

ECのミカタ編集部

w2ソリューション株式会社とソフトバンク株式会社の子会社であるSBペイメントサービス株式会社(以下「SBPS」)は、SBPSのオンライン決済サービスとw2ソリューションが提供するEC構築プラットフォーム「w2Commerce」「リピートPLUS」を連携して決済手段を提供している。2021年10月21日、新たにPayPay株式会社が提供するキャッシュレス決済サービスPayPay(オンライン決済)とキャリア決済の継続課金(定期・従量)に対応したと発表した。

新たにPayPayとキャリア決済の継続課金に対応

新たにPayPayとキャリア決済の継続課金に対応

「w2Commerce」「リピートPLUS」はこれまで、SBPSの決済サービスのクレジットカード決済とキャリア決済(都度課金)、コンビニ決済、楽天ペイ(オンライン決済)に対応していた。

それらに加えて今回、4,100万人以上の登録ユーザー数でECサイトへの集客が見込めるキャッシュレス決済サービスPayPay(オンライン決済)および、携帯電話料金と合算で代金を簡単に支払えるキャリア決済に定期購入におけるニーズが高い継続課金(定期・従量)機能を追加した。これにより、新規ユーザー獲得や客単価増加が見込め、さらなる売上拡大が期待できる。

「w2Commerce」「リピートPLUS」で利用できる決済手段のうち、クレジットカード決済とキャリア決済は、定期購入・頒布会などに最適な継続課金(定期・従量)にも対応している。

AIを活用した不正検知サービスも利用可能

SBPSは、さまざまな決済手段の契約・精算・システム・運用サポートをまとめて提供しているため、事業者は決済の導入から運用にかかる業務を一元管理でき、業務負荷を軽減できる。

また、SBPSの決済サービスを導入した事業者は、AIを活用した不正検知サービス「AI不正検知」を無料で利用できるため、不正な取引を早期発見することが可能。さらに、SBPSは年間4兆円規模の大規模トランザクションを処理する高度な決済システムを提供しており、安定した決済処理を行っている。

PayPayがECサイトでよく利用する決済手段2位に

2021年2月にSBPSが発表した調査結果によれば、2020年の物販ECサイトにおいて、生活者がよく利用する決済手段の割合はクレジットカードが第1位で78.5%。クレジットカードが圧倒的1位であることは間違いないが、クレジットカードの利用割合が83.9%だった2018年に比べると、クレジットカードの比率は減少しており、かわりにPayPay(17.5%)や楽天ペイ(7.3%)をはじめとするスマホ決済の利用が伸びている。

いまやPayPayはECサイトにおいてもコンビニ決済や代金引換を上回り、よく利用される決済手段の2位に浮上している。PayPayをはじめとするスマホ決済への対応はECサイトにおいても重要な取り組みと言えそうだ。

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