ヤマトのフルフィルと複数ECモール一元管理システム『Crossma』の連携開始　

オープンアソシエイツ株式会社（東京都港区 代表取締役執行役員社長 高橋知道）は、ヤマト運輸株式会社のフルフィルメントサービス（以下「フルフィルメントサービス」）との連携を開始したことを公表した。

物流機能の拡張が可能に

RPAホールディングス株式会社の子会社で複数ECモール一元管理システム「Crossma」を運営するオープンアソシエイツ株式会社は、ヤマト運輸株式会社がEC事業者向けに物流の全ての業務を代行するフルフィルメントサービス（以下「フルフィルメントサービス」）との連携を開始した。

これにより複数ECモール一元管理システム「Crossma」では、これまでの「フルフィルメント by amazon」「OPENLOGI」との連携に加えて、ヤマト運輸が提供するEC向けフルフィルメントサービスとも連携、物流機能の拡張が可能になるとしている。

Crossmaとフルフィル活用のメリット

同社がまとめる連携のメリットは次の通りだ。

◆優良配送の対象商品に

Yahoo!ショッピングが定める「優良配送」の条件を満たすため、品質が高く安心かつスピーディーな配送商品として、カスタマー満足度向上に貢献する。

◆業務負荷を軽減

Crossmaとフルフィルメントサービスを併用することで、注文が入った際自動で発送まで行われる。また、Crossmaの商品登録機能や在庫連動機能も活用ができる。

◆分かりやすく、手ごろなサービス料金

高品質なサービスでありながら、手ごろなサービス料金で提供される。

ヤマト × Crossma

ヤマト運輸が提供するEC向けフルフィルメントサービスは、ヤマトグループの倉庫を活用し、商品の保管から受注・梱包・出荷・配送まですべての物流業務を提供するEC事業者向けサービスだ。同サービスは、「Yahoo!ショッピング」もしくは「PayPayモール」に出店しているEC事業者であれば、利用が可能だ。
今回、Crossmaとヤマトのフルフィルメントサービスの連携が開始されたことにより、物流機能の拡張が可能になり、さらに多くのEC事業者のビジネスを加速させることになりそうだ。