紙の専門商社がECサイトをオープン 自然由来の緩衝材を販売
寶紙業株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:林幹厚)はペーパークッション(紙の緩衝材)を販売するECサイトをオープンさせた。
紙の緩衝材で想いを届ける
創業82年を迎える紙の専門商社、寶紙業株式会社は、ペーパークッション(紙の緩衝材)を販売するECサイトをオープンさせた。同社は、学生社員を含む若手社員を中心にアイディアを出してもらい、そこから企画を行ったという。
その上で、紙の専門商社として「大切な贈り物を自然由来の素材である『紙』で大切に届けるお手伝いをしたい」という思いから、今回、ECサイトをオープンさせたとしている。
高まる梱包材需要
同社は、紙の緩衝材(ペーパークッション)を、フリマアプリ等で取引を行う個人を主なターゲットとしているという。近年、EC市場、またフリマアプリ等の個人間EC取引市場が急速に広まり、コロナ禍によりその拡大に拍車がかかったことで、梱包材等の需要が高まっている。
またSDGs、脱プラが叫ばれる中、自然界で分解されること、日本の古紙回収率が80%を超えていること等から、自然由来の地球環境に優しい素材として「紙」が注目されていることから着想したとのことだ。フリマアプリユーザーに留まらず、独自に梱包を行っているEC事業者においては、新たな選択肢となりそうだ。