ECのための延長保証「プロテジャー」が「MakeShop byGMO」と連携、導入コストを大幅圧縮

ECのミカタ編集部

株式会社Kiva(所在地:東京都世田谷区、代表取締役:野尻 航太)は、同社が提供する店舗・ECのための延長保証 「proteger(プロテジャー)」が、GMOメイクショップ株式会社(代表取締役社長:向畑 憲良)が提供するネットショップ構築ASP「MakeShop byGMO」とAPIによるシステム連携機能をリリースしたと発表した。

ECサイトに延長保証を簡単導入

今回の連携により、「MakeShop byGMO」を利用する事業者は、ECサイトにプロテジャーの延長保証を簡単に導入できるようになる。

EC業界では、年々新規顧客の獲得単価が上昇し続けている。そのため、これからはいかに一度獲得した顧客をリピーターに転換させられるかが、事業者にとっての共通の課題となっている。

プロテジャーは延長保証によりそうした課題を解決するソリューションだ。延長保証の導入により、事業者は顧客単価の向上、コンバージョン率の向上、CSコスト削減などの効果が見込めるという。

延長保証で購入のハードルを下げ、売上向上へ

プロテジャーの導入にあたっては、ECサイト上に延長保証のボタンを簡単に設置できる。下記のように、導入により売上高の向上が見込めることや、導入によりオペレーションコストが増加しないなどのメリットがある。

【導入メリット】
・延長保証によってユーザーの新規購入の障壁を下げ、購入を促進
・延長保証を販売することによりアップセルが可能
・交換・修理に関するユーザー対応はプロテジャーが代行
・交換修理に発生する債務リスクはプロテジャーが負担
・保証書は電子保証書のため、ユーザーは24時間対応のチャットボットより保証申請が可能

保障申請もウェブで簡単に

「延長保証がある」という安心感がユーザーの購買行動に与える影響は大きく、同社によれば、延長保証の導入により3%~30%のCVR向上が見込めるという。

商品購入時に「延長保証に加入する」という選択肢が増えるというメリットだけでなく、保証申請の際のユーザビリティの高さもプロテジャーが評価されているポイントだ。通常、保証申請には保証書が必要になるが、プロテジャーの場合は電子保証書を採用しているため、メールアドレスや、メールで送られる保証番号のみでウェブから保証申請ができる。

EC事業者間の競争が激化し、商品だけではなくサービス面での差別化も求められている中、これを機にプロテジャーを導入する事業者はますます増えそうだ。

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