不正注文検知サービス「O-PLUX」、クラウド型通販システム「サブスクストア」「たまごリピート」と連携

ECのミカタ編集部

かっこ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長CEO : 岩井 裕之)は、同社が提供する不正注文検知サービス「O-PLUX(オープラックス)」が、テモナ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:佐川 隼人)の提供すクラウド型通販システム「サブスクストア」および「たまごリピート」と連携を開始したと発表した。

これにより、「サブスクストア」および「たまごリピート」を利用している事業者は、クレジットカードの不正利用対策や不正転売対策といった、かっこのネット通販における不正対策を短期間・低コストで利用できるようになる。

不正対策を短期間・低コストで利用可能に

不正対策を短期間・低コストで利用可能に

一般社団法人日本クレジット協会発表の「クレジットカード不正利用被害額の発生状況(2021年9月)」によると、クレジットカード番号等の情報を盗まれ不正に使われる「番号盗用被害」が増加し続けており、2021年1月〜6月の被害額は146.8億円(前年同期比43.3%増)におよんでいる。

今回、不正注文検知サービス「O-PLUX」がサブスクリプションコマースに特化したクラウド型通販システム「サブスクストア」および「たまごリピート」と連携したことにより、同システムを利用している事業者は、連携のためのシステム開発が不要となり、クレジットカードの不正利用対策や不正転売対策など、ネット通販における不正対策を短期間・低コストで利用できるようになった。

サブスクリプション支援サービス「サブスクストア」

サブスクリプション支援サービス「サブスクストア」

「サブスクストア」は、単品通販・定期通販業界シェアNo.1のクラウド型通販システム「たまごリピート」の後継サービスで、ネットショップ(サブスクリプション)事業における販売・顧客・入金・在庫などの管理はもちろんのこと、販売促進やメール送信なども一元的に管理できるクラウド型システムだ。

定期購入、頒布会、ステップメール、電話受注システムなどの必要な管理機能はすべて備えており、集客のためのランディングページ作成や広告管理はもちろん、出荷を伴わないデジタルコンテンツや大規模ショップ向けのカスタマイズにも対応している。

不正注文をリアルタイムに検知

不正注文をリアルタイムに検知

かっこが提供する不正注文検知サービス「O-PLUX」は、データサイエンスを活用した独自の審査ロジックにより、不正注文をリアルタイムに検知し、クレジットカードのなりすまし注文、不正転売・悪質転売、後払い未払い等の不正被害の防止及び審査業務の自動化を実現するクラウドサービス。

「サブスクストア」および「たまごリピート」以外にもさまざまなECパッケージ/ショッピングカートとの連携を進めており、今後も順次拡大を予定しているという。

ECにおける不正被害は年々深刻化しており、不正転売等を放置するとブランド価値の棄損につながるほか、クレジットカード不正利用被害により、カード会社からEC事業者へのチャージバック(売上取消)も相次いでいる。

不正対策が属人化していたり、不正対策そのものが現場の負荷になっていたりすることも多いが、「O-PLUX」のようなシステムの活用が、ECにおける不正被害の削減や、現場の負荷軽減につながることを期待したい。

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