冷凍業界に特化したECプラットフォーム『冷食マーケット』がオープン
株式会社wasyoku(本社:東京都港区)は、「冷食マーケット」プラットフォームを提供することを公表した。
買い物をする楽しさ、利便性を提供
冷食マーケットを運営する株式会社wasyokuは、飲食店、生産者を中心により安心・安全に使える「冷食マーケット」プラットフォームを提供することを公表した。同プラットフォームは、飲食店・スーパー・食品会社・産直業者が出展可能で、モール型ECサイトという特性を活かした一般の個人客や業者、飲食店等も購入できる仕組みだ。
同社によれば、リモートワークや多様性等の時代における食卓のニーズの高まりを充足し、さらに飲食店・生産者・スーパーが通販の売り上げを創出できる様な環境作りと業界の活性化につなげていくECサイトだとしている。
冷食マーケット概要
◆売場
[スーパー]
1店舗よりまとめて購入できる売場
[業務用]
業務用商品を購入目的とする売場
[お取り寄せ]
飲食店、生産者などの商品購入可能な売場
※各売場の掲載店舗数には限りがある。
◆価格
商品が売れたときに手数料を頂くシステムなので、無料で始められ月額利用料も掛からない。冷食マーケットで掛かる費用は以下の2点となる。
・決済手数料(3.6%)
・サービス利用手数料(3%)
◆入金
売上入金を各店舗様で決められるのですぐに現金化が可能だ。
・手動(任意のタイミングと金額)
・自動(週次 or 月次)
◆注意事項
・各社1店舗のみの出店
・指定期間までの掲載
・冷凍食品・食材のみの掲載
冷凍食品との新たな出会いを創出
公表に際して同社では次のように述べている。
「コロナ禍に於いてリアル店舗とネット店舗の融合のツールとして活用できます。冷凍することで、飲食店に於いては調理品の賞味期限が長くなり、生産者は旬な収穫時期の加工冷凍で美味しさをキープでき社会問題にもなっている食材ロス、廃棄ロスなどの低減に貢献しSDGsにも取り組め、結果コストダウンを実現できます。多くの生産者、食品加工、飲食店が立地や時間の制約無く営業ができ、全国への販路拡大も可能になります、冷食マーケットはそれぞれに利便性があり貢献できます」
日本国内の冷凍食品市場は、安定した成長を見せている。冷凍食品は、言うまでもなく冷凍することで食べたい時に楽しめるようになることが、最大のメリットでもあり、長期の保存も可能であることから、その利用も進んでいる。今回、同社がECマーケットとして同社がプラットフォームを提供することにより、新たな冷凍食品との出会いが創出されることになりそうだ。