フューチャーショップが『Buyee Connect』との連携開始 越境ECへのハードルをさらに下げる

ECのミカタ編集部

「futureshop」を提供する株式会社フューチャーショップ(本社:大阪市北区、代表取締役:星野 裕子、以下「フューチャーショップ」または「同社」)は、BeeCruise株式会社(東京都品川区、代表取締役 直井 聖太)が提供する「Buyee Connect」との連携を開始した。

越境ECへのハードルを大幅に下げる

SaaS型ECサイト構築プラットフォーム「futureshop」は、越境ECサービス「Buyee Connect」との連携を開始した。この連携により、futureshopまたはfutureshop omni-channel(以下、futureshop)で構築されたECサイトにタグを一行追加するだけで、世界118ヶ国/地域へ越境EC対応が可能となる。

同社は、多言語カスタマーサービス対応、海外発送、決済など必要な機能は「Buyee Connect」が対応。従来必要だった越境EC開始に向けた準備の手間を大幅に削減できるとしている。

サイト上に海外専用カートを表示

「Buyee Connect」は、タグ設置のみで自社ECサイト上に海外専用カートを簡易に開設することができるサービスで、従来の「Buyee」よりも手軽に海外対応が可能だ。今回の連携では、海外の顧客がサイトにアクセスした際に、サイト上に海外専用カートが表示される。

顧客は、海外専用カート上の表示言語を、日本語・英語・中国語(繁体字・簡体字)・インドネシア語・タイ語・韓国語・スペイン語・ドイツ語・ロシア語から選択することが可能だ。

商品選定後、海外専用カートで注文へ進むボタンを押すと、Buyee上で決済手続きをすることにより、海外では主流のPayPal、Alipay、銀聯クレジットカードといった決済方法も利用することができる。

さらに、Buyeeが海外発送手続きや多言語での顧客の問合せサポートなどを行いう。これにより、海外の顧客は日本のECサイト上で商品を選定できるようになるほか、日本のECサイト事業者様の商品登録の手間を軽減し、より簡易に海外対応を実現できる。

価値を高めるECプラットフォーム

フューチャーショップが提供するSaaS型ECサイト構築プラットフォームfutureshopシリーズ。国内向けfutureshopはCMS機能commerce creatorで高いデザインカスタマイズの自由度と更新性を実現している他、ロイヤルティマーケティングに取り組める豊富な機能を有している。

オムニチャネル対応には実店舗とECの顧客統合を行い、さらにきめ細やかなデジタルマーケティングを目的とした、O2Oを実践するポイント統合、実店舗在庫表示機能も備えた「futureshop omni-channel」が利用できる。

また、プラットフォーム自体の機能が充実しているだけでなく、他システムとも多数連携し、柔軟性や拡張性にも優れている。"売上を創るEコマースプラットフォーム"を目指し、プロユースに応える高機能であることにこだわり、EC事業者の「やりたいこと」に対応できるプラットフォームだ。

今回あらたにBeeCruise株式会社が提供する越境ECサービス「Buyee Connect」との連携を開始したことにより、越境ECでもさらにアドバンテージを広げることになり、その価値を高めることになりそうだ。

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