「リピート PLUS」「w2Commerce」でPayPay・キャリア決済・Alipayが利用可能に

ECのミカタ編集部

w2ソリューション株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役 CEO:山田大樹)は、同社が提供しているEC カートシステム「リピート PLUS」「w2Commerce」が、Boku, Inc(本社:英国ロンドン、CEO:Jon Prideaux)が提供するモバイル決済サービス(①PayPay ②キャリア決済 ③Alipay)との標準連携を開始したと発表した。

これにより、w2ソリューションのECパッケージを利用する事業者は、ワンストップで①PayPay ②キャリア決済 ③Alipayを利用できるようになる。

PayPay・キャリア決済・Alipayが利用可能に

今回のBokuとの連携により、海外決済としては中国内外でAlipay(中国)のアカウントをもつユーザーが利用可能となる。国内決済としては、PayPayとキャリア決済が利用できるようになり、Alipay(中国)は日本在住の中国人ユーザーも利用可能。

今後同社は、3種類の決済の連携を皮切りとして、WEChat、JKOPAYなどとの連携も進めていく予定だという。

欧州を含めたグローバルマーケットを開拓

同社は、ECの専門企業として、国内で成果を出した技術・サービスを応用しながら、越境 ECの開発にも積極的に取り組んできた。また、海外で活躍する現地法人のビジネスパートナーとして、各国に設立した拠点を中心に現地のEC事業者を支援し、各国のビジネスを学ぶことで海外マーケットへの理解を深め、現地の商習慣にも合わせたシステム開発をしている。

2012年にベトナム、2019年には台湾、2020年にはイギリスに海外拠点設立を実現。今後はアジアだけではなく欧州をはじめ、よりダイナミックにグローバルマーケットを開拓していく構えだ。

世界の消費者の45%が通販でモバイル決済を利用

Bokuは世界最大のモバイル決済ネットワーク(M1ST、モバイルファースト)を運営しているフィンテック企業でロンドン証券取引所に上場している。通信販売において、グローバル消費者のうち18%がクレジットカードを利用しているのに対し、45%がモバイル決済手段を利用している。

現状、日本におけるネット通販の決済方法はクレジットカードが圧倒的首位だが、最近ではクレジットカードの割合がやや減少し、PayPayなどのQRコード決済が増加傾向にある。これからのECビジネスが顧客満足度を高めていく上で、モバイル決済の充実は重要な要素のひとつとなりそうだ。

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