東京都支援の台湾向けECモール「東京百貨店~TOKYO Depart~」が3月18日オープン

ECのミカタ編集部

株式会社イースマイル(本社:東京都渋谷区、代表取締役:仲村淳)は、2020年より運用しているShopee内旗艦店での販売実績が評価され、東京都が支援する令和3年度海外向けのECモール構築事業社に採択されたと発表した。

株式会社ninety nine(本社:東京都港区、代表取締役: 白坂昭人)が運営する日本のトレンドを発信する台湾向け情報サイト「日本必買.com」とタッグを組み、日本の製品を台湾へ発信・販売するECモール「東京百貨店~TOKYO Depart~」を2022年3月18日にオープンする。

「東京百貨店~TOKYO Depart~」概要

・開設日:2022年3月18日
・サイト名:東京百貨店~TOKYO Depart~
・取扱製品:化粧品、生活雑貨、日用品、食品、健康食品、工芸品など
・モール内容:Made in Japan 製品、日本らしい名品のみ取り扱い

半年後に会員数1万人を目指している「東京百貨店~TOKYO Depart~」では現在参画企業を募集しており、グランドオープンを記念して、先着10社へ特別価格での参画を提供するという。

サービス内容

本事業の参画企業に対しては、店舗の開設からプロモーション、カスタマーサポートまで含めた支援を提供する。

①サイト運用
・店舗開設
・店舗運用
・販売促進
・カスタマーサポート
・分析

台湾のマーケットプレイスのストア設定から発送までをワンストップで対応しているため、海外出品未経験企業でも安心。出品からカスタマーサポートまで対応する。

②プロモーション
・日本好きの台湾人1000万人が購読しているキュレーションメディア「日本必買.com」へ記事掲載
・台湾向けECモール「東京百貨店~TOKYO Depart~」公式Facebookにて商品情報発信
・台湾向けECモール「東京百貨店~TOKYO Depart~」公式Instagramにて商品情報発信

注目を集める台湾越境EC

人口約2,360万人の台湾は、市場規模としては比較的小さいものの、日本への親近感を持つ人が多いことに加え、EC化率が高いという特徴があり、コロナ前から台湾EC市場は年間10%以上の成長を続けていた。

このような背景から、台湾は日本の越境EC事業者に注目されているマーケットのひとつで、東南アジア諸国などに進出するための試金石として位置づけられることもある。「いきなり単独で越境ECにチャレンジするのはハードルが高い」と感じる事業者は、まずはこうしたモールへの参画から始めるのも手ではないだろうか。

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