ECサイトに必要な機能一覧!基本機能から便利・面白い機能まで徹底解説
ECサイトの機能は、ユーザーと運営側どちらにも必要かつ使いやすいものを選ぶ必要があります。フロントエンド機能は利便性を考慮し、ユーザーがまた利用したくなる「使いやすいECサイト」を目指すことが成功への鍵。また、バックエンド機能には運営側の作業を円滑にしてくれる機能を充実させるなど、ECサイトのコンセプトや目的にあった各種機能を選んでみてください。自社のECサイトに必要な機能が判断できない場合は、専門業者の利用を検討するのもよいです。
ECサイトの機能を決める際のポイント
はじめに、ECサイトの機能を決める際のポイントを3つ紹介します。
要件定義の段階で実装する機能を固めておく
ECサイトを立ち上げる際は、実装すべき機能をあらかじめ決めておくことが大切です。とくに商品やサービスを販売するECサイトでは、サイト内の利便性は売上にも大きく関わります。どのような機能が必要かはECサイトによって異なりますが、ユーザーの導線を考え、必要な機能や便利な機能を事前に考えておきましょう。
BtoBとBtoCで必要な機能は異なる
企業間でサービス提供をおこなうBtoBと、企業から消費者にサービス提供するBtoCでは、ECサイトに必要な機能が異なります。BtoBでのECサイトには「クローズド型」と「スモール型」の2種類あり、このうちクローズド型は得意先のみがアクセスできるシステムで構築され、一般には非公開となります。
さらにクローズド型のECサイトは受注の効率化や業務負担の軽減としての役割が大きく、BtoCのように自社商品を新規顧客にアピールする目的はありません。一方でスモール型のECサイトはBtoCと同じように、個人からの購入や地方からの新規取引、小規模企業への営業活動も視野にいれて機能を選びます。
構築方法やプラットフォームによって実装できない機能がある
ECサイトの構築方法やプラットフォームによっては制限があり、実装できない機能もあります。必要な機能が実装できない場合、構築方法やプラットフォームから選び直すことになりかねません。構築途中のプラットフォーム変更や運用開始後の機能追加には、コストが余分にかかることもあります。無駄な費用をかけないためにも、必要な機能が実装可能かどうかを事前にチェックしておき、戦略を立てながらシミュレーションしてみましょう。
ECサイトに必要な機能一覧
ECサイトの機能は、大きく「フロントエンド機能」と「バックエンド機能」に分けられます。それぞれどのような機能があるのか、詳しくみていきましょう。
フロントエンド機能
まず、フロントエンド機能から紹介します。フロントエンド機能はユーザーが直接操作するため、見やすさや使いやすさが求められます。
商品検索機能
商品検索機能は、ECサイト内の商品を検索する機能です。ユーザーが欲しい商品をスムーズに見つけるためにも、商品名やキーワードによる検索機能は欠かせません。商品名だけでなくカテゴリや価格帯、サイズなどの絞り込み検索機能があると利便性がアップします。
マイページ機能
マイページ機能は、会員登録をおこなった各ユーザー専用ページの管理機能です。会員登録時に設定したメールアドレスやパスワードでマイページを発行し、住所や電話番号などの情報を紐づけておきます。閲覧履歴や購入履歴、再購入機能などを実装するのが一般的で、ユーザーの囲い込みや再購入へつなげることが可能になります。
カート機能
ECサイトにおけるカート機能は「買い物かご」とも呼ばれ、ユーザーが購入予定の商品を入れておく場所にあたります。決済前に商品をキープする機能があることで、ほかの商品との同時購入がしやすくなります。また、カート機能の利便性が悪い場合は、購入に至らない「カゴ落ち」になりかねません。購入直前での離脱を防ぐためにも、決済完了までの流れをわかりやすく、シンプルに構築しましょう。
決済機能
決済機能は、商品代金や送料を支払うための機能です。ユーザーによって利用したいと思う決済方法は違うため、複数準備しておくとよいでしょう。
ECサイトで利用されるおもな決済方法は、以下のとおりです。
・クレジットカード
・銀行振込
・代金引換
・コンビニ支払い
・電子マネー
ただし銀行振込以外の決済方法には、決済代行会社との契約や手数料が発生します。ターゲットの属性に合わせて決済方法を絞り、無駄なコストをかけないようにしましょう。
セキュリティ機能
セキュリティ機能は、会員登録や支払い情報を入力したユーザーの個人情報を守るための機能です。ECサイトはサイバー攻撃などによる情報漏洩の可能性があるため、セキュリティ対策が欠かせません。セキュリティ機能にはさまざまありますが、少なくとも顧客情報を暗号化する「SSL化」対策は必須といえます。
お気に入り機能
お気に入り機能を実装しておくことで、時間をおいての購入が可能になります。オンラインショッピングでは気軽に商品を比較できることから、購入前に「ワンクッションおく」ためにお気に入り登録するユーザーも少なくありません。お気に入り登録しておくことで買いそびれを防ぎ、購入率アップに期待できます。また、お気に入り登録された商品にもとづいて、ユーザーの興味がありそうなおすすめ商品の表示も可能です。
レコメンド機能
閲覧履歴や購入履歴などのデータをもとに、おすすめ商品を表示させるのがレコメンド機能です。ECサイトには、実店舗のように接客する販売員がいません。そこでレコメンド機能を搭載し、ユーザーが検索している商品の上位モデルやセット商品などの提案をおこないます。レコメンド機能があることでECサイトの利便性があがり、売上アップだけでなく顧客満足度の向上にもつながります。
レビュー機能
レビュー機能は、購入者の感想が投稿できる機能です。実物の商品がみられないオンラインショッピングでは、購入者の意見を参考にするユーザーも多く、コンバージョンに大きく関わるポイントとなります。また、商品だけでなくショップを利用した”生の声”が投稿されるため、商品・ショップ対応の改善にも役立つでしょう。
問い合わせ機能
問い合わせ機能は、ユーザーからの問い合わせを受け付ける専用フォームです。ECサイトに問い合わせフォームを設置しておけば、ユーザーはわざわざ電話やメールを利用する必要がありません。問い合わせフォームには、氏名やメールアドレス、問い合わせ内容が入力できる項目を設けます。また、返信日数の目安も記載しておくと、ユーザーのストレス軽減につながります。
FAQページ
FAQページは、ユーザーが疑問に感じやすい項目を一覧にして記載したページです。「よくあるご質問」などの形でカテゴリ分けすることが多く、以下のような内容が一般的です。
・商品について
・会員登録について
・配送について
・決済について
・キャンセル、返品について
あとから項目を増やすことを想定して、構築するとよいでしょう。
ポイント機能
購入金額に応じてポイントを付与する場合、所有ポイントを貯めたり使ったりできる機能が必要です。ポイント機能に付与率を設定しておくと、商品価格から自動で計算してくれます。会員ログイン状態で使うことが多い機能のため、マイページの中に実装するとよいでしょう。ポイント活用のために同じECサイトを利用し続けるユーザーも多く、リピーター獲得を目指すなら検討しておきたい機能の1つです。
バックエンド機能
バックエンドはユーザーの目に触れない部分ではありますが、しっかり構築しておくことでスムーズなEC運営が可能になります。
受注管理機能
受注管理機能は、商品の注文や入金を管理する機能です。登録している商品の流れを正確に把握・処理する受注管理機能は、ECサイトに実装するバックエンド機能のなかでもっとも重要といえます。注文商品の管理が適切でなければ状況が把握できず、トラブルになりかねません。受注から発送までの一連の作業効率が高まれば、ユーザーの手元に商品が届く期間が短縮され、顧客満足度アップにもつながります。
在庫管理機能
在庫管理機能は、登録している販売数に応じて在庫数をWeb上で管理してくれる機能です。なかには一定の在庫数まで減ると管理者に通知が届くなど、便利な機能が備わっていることもあります。欠品による機会損失もしくは過剰在庫を避けるためにも、在庫管理機能を利用して適切に在庫調整しましょう。
顧客管理機能
顧客管理機能は、ユーザーの氏名や住所などの基本情報をはじめ、購入履歴や購入頻度などが把握できる機能です。メールマガジン配信機能や問い合わせ管理機能なども含まれ、ユーザーとのやりとりの確認も容易になります。ただし、 顧客管理機能には個人情報が登録されているため、取り扱いに注意しなければなりません。
売上管理機能
売上管理機能は、受注件数や販売点数、売上高など、売上に関するさまざまな情報を一元管理できる機能です。売上状況をまとめたグラフやリストなどをレポート表示できるため、個別に集計する必要がありません。ECサイト運営では細かい業務が多く発生しますが、売上管理を一括でおこなってくれる機能を実装しておけば、業務効率アップにつながります。
コンテンツ管理機能
コンテンツ管理機能は、商品ページ以外の情報を記載した記事ページの追加や編集を管理する機能です。どのようなコンテンツを増やすかはECサイトの方針によりさまざまですが、商品紹介から情報発信まで使い方は自由です。商品ページだけでは伝えきれない商品の魅力や新商品の案内、季節商品のお披露目などもよいでしょう。また、商品の利用方法やお役立ち情報のような切り口でコンテンツを充実させることで、幅広いターゲットへのアピールが可能になります。
セール管理機能
セール管理機能は、ECサイトで開催するセールの設定や情報を管理する機能です。事前に開催日程や開始時刻・終了時刻を設定しておけば自動的にセールが開催されるため、開催スタート時に手動での操作はいりません。また、セールでの売上金額や新規ユーザー数などを個別に把握できる機能があれば、今後のマーケティングにも生かしやすくなるでしょう。
問い合わせ管理機能
ユーザーがフロントエンド側の問い合わせ機能を利用してショップに質問を送った場合、バックエンド側の問い合わせ管理機能にて内容を管理します。問い合わせ対応でのユーザーからの評価は、ショップ全体の評価につながります。できる限り素早く対応できるよう、把握しやすい問い合わせ機能を実装しましょう。
【番外編】便利な機能や面白い機能
ここからは、便利な機能や面白い機能を紹介します。実装しなくてもECサイトの運用は可能ですが、新規ユーザーの獲得やユーザーの満足度向上につながる機能もあるため、導入を検討してみてください。
商品ランキング機能
商品ランキング機能は、人気商品をランキング形式で表示する機能です。購入を迷っているユーザーは、「どの商品が人気だろう」と疑問に思っていることも多く、実際にランキング上位商品は売れやすい傾向にあるといわれています。また、売れ筋だけでなく「店長のおすすめ」や「ロングセラー」など、独自のランキングを作ることで競合サイトとの差別化にもなるでしょう。
ソーシャルログイン機能
ソーシャルログイン機能は、SNSアカウントを利用してECサイトにログインできる機能です。会員登録をソーシャルログイン対応にしておくことで、ユーザーが普段使っているSNSでのアカウント情報を利用してログインできるようになります。
メール配信機能
メール配信機能とは、商品の注文に関するお知らせからメールマガジンの配信など、さまざまな使い方ができる機能です。この機能があることで、商品到着後もユーザーとの接点を継続できるようになります。セール情報やキャンペーン情報などをメールで配信すれば、売上アップも見込めるでしょう。
チャット機能
これまでは問い合わせフォームに入力されたメールアドレスへの返信が一般的でしたが、最近ではチャットでオペレーターが対応するECサイトも増えてきました。チャット機能を搭載することで、リアルタイムにユーザーとの会話が可能になります。また、AIを活用した自動会話プログラム「チャットボット」を導入すれば、オペレーター対応が不要になり、人的コストを削減できます。
クーポン配信機能
クーポンを発行予定のECサイトなら、クーポン配信機能が便利でしょう。各種割引クーポンを発行することで、購買意欲の促進につながります。これまでのように紙に印刷する必要はなく、Web上で発行・配布できて、さらに利用状況などのデータ取得も可能です。特定のユーザーにクーポンを配布する方法のほかにも、「戻る」ボタンを押すとポップアップで表示されるものなどがあり、目的にあわせて選ぶとよいでしょう。
アクセス解析機能
アクセス解析機能ではユーザーの年齢や性別、アクセス時間などが把握できます。ECサイトの成長においてアクセス解析は重要で、マーケティング戦略の立案に役立てることも可能です。ユーザーの傾向を把握することで必要な商品やコンテンツが明確になり、キャンペーンなどの販売促進企画を考えやすくなるでしょう。
ブログ機能
自社商品のファン獲得を狙うなら、ブログ機能の活用も検討してみましょう。商品の情報だけでなく、スタッフやサイト運営者の人柄が伝わるようなブログ記事を投稿することで、ファン獲得につながりやすくなります。また、事業者の運営する記事は検索上位を狙いやすいとも言われており、SEO施策としても有利な可能性があります。
友だち紹介機能
友だち紹介機能は、既存顧客の紹介で新規顧客を獲得する「リファラルマーケティング」にもとづいた機能です。たとえば、会員登録後マイページ上に「友だち紹介用リンク」が用意され、そのリンク経由で買い物するとクーポンやポイントなどの紹介特典が付与されます。紹介した人・紹介された人の両者に特典を贈呈することで、より高いコンバージョンに期待できるでしょう。
まとめ
バックエンドはユーザーの目に触れない部分ではありますが、しっかり構築しておくことでスムーズなEC運営が可能になります。
受注管理機能
受注管理機能は、商品の注文や入金を管理する機能です。登録している商品の流れを正確に把握・処理する受注管理機能は、ECサイトに実装するバックエンド機能のなかでもっとも重要といえます。注文商品の管理が適切でなければ状況が把握できず、トラブルになりかねません。受注から発送までの一連の作業効率が高まれば、ユーザーの手元に商品が届く期間が短縮され、顧客満足度アップにもつながります。
在庫管理機能
在庫管理機能は、登録している販売数に応じて在庫数をWeb上で管理してくれる機能です。なかには一定の在庫数まで減ると管理者に通知が届くなど、便利な機能が備わっていることもあります。欠品による機会損失もしくは過剰在庫を避けるためにも、在庫管理機能を利用して適切に在庫調整しましょう。
顧客管理機能
顧客管理機能は、ユーザーの氏名や住所などの基本情報をはじめ、購入履歴や購入頻度などが把握できる機能です。メールマガジン配信機能や問い合わせ管理機能なども含まれ、ユーザーとのやりとりの確認も容易になります。ただし、 顧客管理機能には個人情報が登録されているため、取り扱いに注意しなければなりません。
売上管理機能
売上管理機能は、受注件数や販売点数、売上高など、売上に関するさまざまな情報を一元管理できる機能です。売上状況をまとめたグラフやリストなどをレポート表示できるため、個別に集計する必要がありません。ECサイト運営では細かい業務が多く発生しますが、売上管理を一括でおこなってくれる機能を実装しておけば、業務効率アップにつながります。
コンテンツ管理機能
コンテンツ管理機能は、商品ページ以外の情報を記載した記事ページの追加や編集を管理する機能です。どのようなコンテンツを増やすかはECサイトの方針によりさまざまですが、商品紹介から情報発信まで使い方は自由です。商品ページだけでは伝えきれない商品の魅力や新商品の案内、季節商品のお披露目などもよいでしょう。また、商品の利用方法やお役立ち情報のような切り口でコンテンツを充実させることで、幅広いターゲットへのアピールが可能になります。
セール管理機能
セール管理機能は、ECサイトで開催するセールの設定や情報を管理する機能です。事前に開催日程や開始時刻・終了時刻を設定しておけば自動的にセールが開催されるため、開催スタート時に手動での操作はいりません。また、セールでの売上金額や新規ユーザー数などを個別に把握できる機能があれば、今後のマーケティングにも生かしやすくなるでしょう。
問い合わせ管理機能
ユーザーがフロントエンド側の問い合わせ機能を利用してショップに質問を送った場合、バックエンド側の問い合わせ管理機能にて内容を管理します。問い合わせ対応でのユーザーからの評価は、ショップ全体の評価につながります。できる限り素早く対応できるよう、把握しやすい問い合わせ機能を実装しましょう。
【番外編】便利な機能や面白い機能
ここからは、便利な機能や面白い機能を紹介します。実装しなくてもECサイトの運用は可能ですが、新規ユーザーの獲得やユーザーの満足度向上につながる機能もあるため、導入を検討してみてください。
商品ランキング機能
商品ランキング機能は、人気商品をランキング形式で表示する機能です。購入を迷っているユーザーは、「どの商品が人気だろう」と疑問に思っていることも多く、実際にランキング上位商品は売れやすい傾向にあるといわれています。また、売れ筋だけでなく「店長のおすすめ」や「ロングセラー」など、独自のランキングを作ることで競合サイトとの差別化にもなるでしょう。
ソーシャルログイン機能
ソーシャルログイン機能は、SNSアカウントを利用してECサイトにログインできる機能です。会員登録をソーシャルログイン対応にしておくことで、ユーザーが普段使っているSNSでのアカウント情報を利用してログインできるようになります。
メール配信機能
メール配信機能とは、商品の注文に関するお知らせからメールマガジンの配信など、さまざまな使い方ができる機能です。この機能があることで、商品到着後もユーザーとの接点を継続できるようになります。セール情報やキャンペーン情報などをメールで配信すれば、売上アップも見込めるでしょう。
チャット機能
これまでは問い合わせフォームに入力されたメールアドレスへの返信が一般的でしたが、最近ではチャットでオペレーターが対応するECサイトも増えてきました。チャット機能を搭載することで、リアルタイムにユーザーとの会話が可能になります。また、AIを活用した自動会話プログラム「チャットボット」を導入すれば、オペレーター対応が不要になり、人的コストを削減できます。
クーポン配信機能
クーポンを発行予定のECサイトなら、クーポン配信機能が便利でしょう。各種割引クーポンを発行することで、購買意欲の促進につながります。これまでのように紙に印刷する必要はなく、Web上で発行・配布できて、さらに利用状況などのデータ取得も可能です。特定のユーザーにクーポンを配布する方法のほかにも、「戻る」ボタンを押すとポップアップで表示されるものなどがあり、目的にあわせて選ぶとよいでしょう。
アクセス解析機能
アクセス解析機能ではユーザーの年齢や性別、アクセス時間などが把握できます。ECサイトの成長においてアクセス解析は重要で、マーケティング戦略の立案に役立てることも可能です。ユーザーの傾向を把握することで必要な商品やコンテンツが明確になり、キャンペーンなどの販売促進企画を考えやすくなるでしょう。
ブログ機能
自社商品のファン獲得を狙うなら、ブログ機能の活用も検討してみましょう。商品の情報だけでなく、スタッフやサイト運営者の人柄が伝わるようなブログ記事を投稿することで、ファン獲得につながりやすくなります。また、事業者の運営する記事は検索上位を狙いやすいとも言われており、SEO施策としても有利な可能性があります。
友だち紹介機能
友だち紹介機能は、既存顧客の紹介で新規顧客を獲得する「リファラルマーケティング」にもとづいた機能です。たとえば、会員登録後マイページ上に「友だち紹介用リンク」が用意され、そのリンク経由で買い物するとクーポンやポイントなどの紹介特典が付与されます。紹介した人・紹介された人の両者に特典を贈呈することで、より高いコンバージョンに期待できるでしょう。
まとめ
ECサイトの機能は、ユーザーと運営側どちらにも必要かつ使いやすいものを選ぶ必要があります。フロントエンド機能は利便性を考慮し、ユーザーがまた利用したくなる「使いやすいECサイト」を目指すことが成功への鍵となります。また、バックエンド機能には運営側の作業を円滑にしてくれる機能を充実させましょう。今回の内容を参考に、ECサイトのコンセプトや目的にあった各種機能を選んでみてください。自社のECサイトに必要な機能が判断できない場合は、専門業者の利用を検討するのもよいでしょう。