データ変換・連携クラウドサービス「ECコネクター」、「楽天市場」と受注データ標準連携
EC事業で必要な異なるサービスやシステム間のデータ変換や連携を可能にするクラウドサービス「ECコネクター」を提供する株式会社久は、「楽天市場」との受注データ標準連携(API)を開始したと発表した。
「ECコネクター」が「楽天市場」と受注データ標準連携
本連携により「楽天市場」の受注データを「ECコネクター」に取り込むことが可能になった。APIでのインポートとなるため、シームレスに受注データを取り込むことができる。
■活用事例
・楽天市場の受注データを販売管理システムへ連携
・楽天市場の受注データをWMS(倉庫管理システム)などへ連携
今後はさらに、商品コネクター、在庫コネクターなどの標準連携を予定しているという。
ECのデータ連携の悩みを解消
「ECコネクター」は、異なるサービスやシステム間のデータ変換・連携を簡単にできるサービス。店舗・ブランド・チャネル(各モール・自社EC)ごとに取得している各種情報から基幹システムや倉庫管理システム(WMS)、マーケティングシステム等に対してのデータ変換と連携を行う。
4つのコネクター(受注コネクター、会員コネクター、商品コネクター、在庫コネクター)があり、事業者のニーズに応じて必要なコネクターが単独で利用できる。
今回、出店者数の多い楽天市場の受注データをシームレスに取り込めるようになったことにより、多くのEC事業者の利便性が向上しそうだ。今後のさらなるアップデートに期待したい。